「泊まれる美術館」で豪華キャンプを　新冠に２８日グランピング施設開設

【新冠】日高管内新冠町の私設美術館「太陽の森ディマシオ美術館」は２８日、豪華なキャンプを手ぶらで楽しめるグランピング施設を敷地内に開設する。宿泊用の建物は、３次元（３Ｄ）プリンターを駆使して複雑な幾何学模様の外観を施したユニークな造りに仕上がった。北海道博物館協会によると、美術館に併設されるキャンプ施設は道内では珍しい。 同美術館は、大阪で不動産業を手がける企業が同町の旧小学校舎を活用し２０１０年に開館。フランスの幻想画家ジェラール・ディマシオの作品を主に展示し、高さ９メートル、幅２７メートルある世界最大級の油彩画が目玉だ。