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2022.07.28

From北海道新聞

浦河の夏イチゴ スイーツで*卸売業・関口さんオープン*酸味生かし クレープや大福に

北海道新聞記事
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いちご屋の看板メニューの「いちごクレープ」と「いちご大福」。左が関口俊さん
いちご屋の看板メニューの「いちごクレープ」と「いちご大福」。左が関口俊さん

 【浦河】町特産の夏イチゴ「すずあかね」を使ったスイーツ店「いちご屋」が町堺町にオープンした。イチゴの卸売業を営む関口俊さん(37)が、夏イチゴの名産地でありながら、町内にはイチゴが味わえる専門店がないことに着目。「地元の人に地域の特産品のおいしさを知ってもらう機会を提供したい」と話している。

 テイクアウト専門で6月に開業した。すずあかねのほか、様似町産の冬イチゴ「あまおとめ」(現在は取り扱い終了)も使い、「いちごクレープ」(500円)や「いちご大福(こしあん・白あん)」(250円)、自家製練乳を加えた「いちごミルク」(400円)などを販売している。1日に100組以上が来店する日もあるといい、関口さんは「卸売りとスイーツ店と、どっちが本業か分からないぐらいの反響です。開業して良かった」と語る。

 関口さんはもともと、浦河町内の保険会社で勤務していた。営業を通じてイチゴ農家と親しくなるうちに、地元のイチゴの魅力にはまり、自分自身でも売りたいと昨年6月に独立。イチゴの卸売業を始め、店舗経営にも踏み切った。

 すずあかねは、冬イチゴに比べて酸味が強いのが特長で、浦河、様似の両町産は主に東京方面に出荷されている。ケーキ用に使われることが多く、地元での消費はあまり無かった。

 関口さんは「(すずあかねは)酸っぱいイチゴだけれど、加工次第で酸味と甘みのバランスのとれた素晴らしいスイーツになる。もっと地元の人から愛されるように、商品をプロデュースしたい」としている。

 店舗は午前11時~午後5時(売り切れ次第終了)。不定休。問い合わせは090・5980・6527(関口さん)へ。(和田樹)

(北海道新聞2022年7月23日掲載)

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