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2025.11.22

「2025さっぽろホワイトイルミネーション」開幕!77万個の光で彩られる冬の札幌 中心部5会場で

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

大通会場西3丁目のイルミネーション

 札幌の冬を光で彩る「2025 さっぽろホワイトイルミネーション」が大通公園や駅前通など札幌市中央区の5会場で開かれています。大通公園1~5丁目ではそれぞれテーマに沿って色鮮やかにライトアップされ、ほかの4会場も華やかな明かりで札幌の街並みを照らし出しています。

 ホワイトイルミネーションは1981年、大通西2丁目会場で約1000個の電球を灯したのが始まり。年々、規模や内容を充実させ、45回目の今年は昨年と同規模の約77万個の発光ダイオード(LED)を使い、大通公園など5会場で実施されています。

大通公園西1丁目のシンボルオブジェ

 大通公園1丁目は「翼に願いを 羽ばたきの『ウィッシュ・バーズ』」をテーマに、翼をあしらったシンボルオブジェが設置されています。ゴールドを基調にしたゴージャスな輝きで、翼は札幌市の鳥カッコウをモチーフにしています。人が近付くと色が変わり、翼の中心部に立つと背中に羽がはえたように見えるため、記念撮影の列が絶えません。

大通公園2丁目のシンボルオブジェ

 大通公園2丁目では、「2025ミュンヘン・クリスマス市」が開かれており、会場の中央にシンボルオブジェ「Gift of Snow」が置かれています。クリスマスツリーのような形で、温かみのあるシンプルな輝きです。初日の11月21日(金)には午後5時すぎにサンタクロースが登場。オブジェを背景にサンタクロースと写真撮影をする人たちがたくさんいました。サンタクロースは平日は夕方、土日祝日は午後0時半から6時ころにやってくる予定です。

クリスマス市のお店の明かりもきれい
サンタクロースも登場

 また、毎週水曜、金曜の午後5時50分、6時50分、7時50分にはイルミネーション点灯式が開かれ、シンボルオブジェとイルミネーションを点灯させるボタンを押すことができます。

大通公園3丁目の「花咲く願いを 彩りの『ウィンター・ブロッサムズ』」

 大通公園3丁目は「花咲く願いを 彩りの『ウィンター・ブロッサムズ』」とうたい、札幌市の木のライラックを模したシンボルオブジェのほか、札幌市の花のスズラン、北海道の花のハマナスの花を光りで表現。ライラックの花の色のパープルが基調で、青や赤など5色に変化します。

大通公園4丁目の「願いを結晶に 夢見る『スノー・ファンタジア』」

 大通公園4丁目のテーマは「願いを結晶に 夢見る『スノー・ファンタジア』」。ホワイトを基調にした壮大なイルミネーションで、雪の回廊をイメージしたトンネルが登場。白の渦巻き状の回廊では、グリーンの雪の結晶が点滅し、きらびやかな雰囲気が満ちています。

光のトンネルもあります
見る方向によって、違った表情に

 12月5日(金)、6日(土)、7日(日)には、3日間限定で、オブジェや噴水に光を当てる「スペシャルライトショー」が実施されます。

大通公園5丁目の「かなえる未来へ 雪降る『コズミック・スクエア』」

 大通公園5丁目は「かなえる未来へ 雪降る『コズミック・スクエア』」がテーマで、宇宙や星をイメージした青色の光で満ちています。光る球体が入った大小のドームがあちこちに配され、球体は人の動きに反応して点滅します。会場いっぱいに幻想的な青の世界が広がり、体の動きに合わせて光がキラキラと連動することで、一体感が楽しめます。

西5丁目のドームの中の球体は、人の動きに合わせてまたたきます

 2丁目を除く大通公園会場の空間デザインを手がけるのは、全国各地で数々の空間クリエーションを手がけるプロフェッショナルチーム「VELVETA DESIGN」。長野県の「善光寺イルミネーション 平和の光」や東京・丸の内の「Marunouchi Bright CHRISTMAS」、新江ノ島水族館「ヒカリノエノスイ」などを手がけています。

 大通会場のイルミネーションは12月25日(木)までの午後4時半~10時。12月23日(火)~25日(木)は翌午前0時まで。

駅前通の1.5キロを彩るイルミネーション

 駅前通会場は、北4条から南4条まで、約1.5キロの中央分離帯の街路樹に、LED約22万個を取り付けています。JR札幌駅からすすきの交差点までが白い1本の光の直線で結び、沿道のビルの明かりと相まって、華やかな札幌の冬を盛り上げています。

JR札幌駅からすすきの交差点までを光の直線で結びます

 2026年2月11日(水)までの午後4時半から午後10時まで。12月23日(火)~25日(木)は翌午前0時まで。

ゴールドとシルバーでゴージャスな雰囲気の南1条通

 南1条通会場は、西1丁目から西3丁目までの両側のに植えられた街路樹のイチョウ46本に、約7万個のLEDを取り付け、約300メートルにわたって光の道ができています。道沿いの商業施設や車道を走る車のヘッドライトを借景に、ゴールドとシルバーの上品でゴージャスな雰囲気を演出しています。時折、木の上の方から下に向け、水のしずくが落ちるように、光が点滅。きらびやかな空間となっています。

 2026年2月14日(土)までの午後4時半から午後10時まで。12月23日(火)~25日(木)は翌午前0時まで。

札幌駅南口駅前広場のイルミネーション

 札幌駅南口駅前広場では、大きく透明なドームの中に、イルミネーションに彩られた花々が咲き乱れています。青色やオレンジ色のゲートが配され、光のトンネルも出現。地面にはプロジェクションマッピングのように、花模様が投影されています。札幌の玄関口に色鮮やかな光の花が咲き誇り、白い冬の札幌でも光のお花見を楽しめる華やかな雰囲気が満ちています。

プロジェクションマッピングで地面にも星の結晶が
ドームの中には色とりどりの花々が

 2026年2月14日(土)までの午後4時半から午後10時まで。期間中、日没に合わせて開始時間が変更されます。

北3条広場では、駅前通から眺めると、正面にライトアップされた道庁赤れんが庁舎が見えます

 北3条広場(アカプラ)は、南北両サイドのイチョウ並木にLEDを取り付けており、青や緑の光を放っています。駅前通側から眺めると、正面に今年大改修を終えた道庁赤れんが庁舎がライトアップされているのが見えます。一定の時間になると音楽が流れ、音に合わせて光が点滅したり、一斉に点灯したりと、音と光のショーを楽しめます。

 2026年3月14日(土)までの午後4時半から10時まで。期間中、日没に合わせて開始時間が変更されます。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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