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2022.12.25

From北海道新聞

鰊炊き込みご飯/鰊ばらちらし/ロールキャベツ…*石狩看板グルメ5品開発*観光まちづくり協*JALと連携*市内飲食店で提供

北海道新聞記事
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新メニューの(右上から時計回りに)鰊炊き込みごはん、鰊ばらちらし、石狩うどん(望来豚)、石狩うどん(ニシン)、札幌大球ロールキャベツ

 【石狩】厚田区や浜益区の観光関係者らでつくる「北石狩地域観光まちづくり協議会」は、ニシンや望来豚など地元食材を使った、うどんや炊き込みご飯など新メニュー5品を考案した。「石狩市ご当地看板グルメ」として、市内の飲食店で提供するほか、道の駅での販売も検討しており、新たな名物としてPRしていく。

 新メニューは、みじん切りにしたニシンを使った「鰊(にしん)炊き込みご飯」、厚田産の大型キャベツを使った「札幌大球ロールキャベツ」、ニシンの甘露煮や数の子を盛った「鰊ばらちらし」、ニシンと望来豚をそれぞれ具材とした「石狩うどん」2種類の計5品。

「石狩市ご当地看板グルメ」がお披露目された試食会=12月12日

 新メニュー開発は観光庁の「看板商品創出事業」の一環で実現した。同協議会は、観光需要を創出する事業に取り組む日本航空(JAL)と連携し、「北前船の時代 鰊(にしん)で栄えた石狩」をテーマに検討。地元の料理人が地元食材を紹介し、JALのファーストクラス機内食担当の堀内陽彦シェフが監修した。

 12日には道の駅あいろーど厚田で試食発表会が開かれ、同協議会の会員ら37人が参加した。各メニューを食べた参加者からは「ニシンを細かくして使うのは新しい」「やさしい味でおいしい」「麺がもちもちしている」などと好評だった。

 同協議会の立浪ゆかり会長は「新たな名物となり、多くの方に石狩、厚田、浜益に足を運んでほしい」とあいさつ。堀内シェフは「地元でしか食べられない料理ができた」と話した。

 新メニューの一部は早速、市内の飲食店に登場しており、花川南の「鮨爽醇鳥(すしそうじゅんちょう) ひだか」では、うどんとばらちらしのセット(1500円)を予約(2日前まで)で提供している。炊き込みご飯は来春以降に道の駅あいろーど厚田で販売する予定。同協議会は、メニューを提供する飲食店を今後増やしていく。(今関茉莉)

(北海道新聞2022年12月15日掲載)

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