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2023.01.14

From北海道新聞

カーリング、馬そり 14日から体験催し*満寿屋商店

北海道新聞記事
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帯広の冬を楽しむ場「麦音の冬遊びパーク」を企画した(左から)池田さん、十勝シティデザインの永田剛さん、満寿屋商店の大川原さん
帯広の冬を楽しむ場「麦音の冬遊びパーク」を企画した(左から)池田さん、十勝シティデザインの永田剛さん、満寿屋商店の大川原さん

 帯広市のパン製造販売「満寿屋商店」は、14日から市内稲田町の旗艦店「麦音店」で土日祝日限定のイベント「麦音の冬遊びパーク」を初めて開く。2月26日までの約2カ月、カーリングや馬そりなどを通じて冬の地域観光を盛り上げる。

 イベントは午前10時~午後2時。目玉のカーリングは、縦5メートル、横3メートルの特設アイスリンクで競技用ストーン(石)を投げる体験ができる。隣にはフロアカーリング用のリンクも用意。車輪付きの木製円盤「フロッカー」を投げる。

 フロッカーは競技発祥の地・新得町教委から借りる。十勝でカーリングの普及を目指し、今回の企画を担当する帯広市のカフェ経営池田美奈子さん(49)は「カーリングは老若男女が楽しめる競技。十勝は冬の遊び場が少ないので、子どもたちが交流を深められる場所にしたい」と意気込む。

 また、普段は夜の帯広市中心部を巡る「馬車BAR」を運営する十勝シティデザイン(帯広)が、「コマちゃんの馬そりCafe」を実施する。ばん馬の「ムサシコマ」が、麦音店南側の雪原で馬そりを引く。午前10時半から30分ごとに計6回、1回30分程度運行する。温かい飲み物と軽食付きで1人1500円。なお、馬車BARの通常運行は2月末まで運休する。

 このほか、パンを炭火であぶって食べる「パンベキュー」の体験コーナーなども予定。満寿屋商店広報担当の大川原典宏さん(39)は「冬季は来店客が減るので、イベントとの相乗効果を期待したい」と話す。(古谷育世)

(北海道新聞2023年1月11日掲載)

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