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2023.03.06

足寄町観光を楽しむ!地元おすすめ10のポイント㊦化石博物館や親子で楽しむ公園、雲海に泊まる<北海道まち巡り>

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 北海道・十勝の東北部に位置する足寄町。町内で発見された化石類を展示している博物館や、さまざまなアクテビティが楽しめる各種の施設が充実した公園や素敵なカフェ、最近開業した新しくユニークな宿泊施設―。マチの魅力的なスポットを、前編に続き足寄町地域おこし協力隊の神本英邦さんに紹介していただきました。

<その⑥>世界的に希少な動物化石「足寄動物群」を見学

貴重な化石が展示されている「足寄動物化石博物館 フォストリーあしょろ」
貴重な化石が展示されている博物館
展示されているアショロア・ラティコスタの骨格標本
アショロア・ラティコスタの骨格標本

 「足寄動物化石博物館 フォストリーあしょろ」には、足寄町内で見つかった絶滅した哺乳類「束柱類(そくちゅうるい)」や原始的な「クジラ」など貴重な化石「足寄動物群」を中心とした骨格標本などが展示されています。

 「束柱類」と言えば「デスモスチルス」が有名ですが、「足寄動物化石博物館」にはその「デスモチルス」の祖先と考えられ、世界でただ一体しか見つかっていない推定2,800万年前の「アショロア・ラティコスタ」と、推定2,500万年前、こちらも世界で2体しか見つかっていない「ベヘモトプス・カツイエイ」の骨格標本を展示。

 その他にも数種の束柱類の標本が展示され、その分野では世界的な博物館として世界各国から研究者が視察にやってくる場所です。2023年2月4日には来館者数が通算で50万人を突破しました。

 更に本物の化石や鉱物を発掘する「ミニ発掘」や「レプリカ作り」など子供たちはもちろん大人にも大人気の体験メニューも用意しています。

▽足寄動物化石博物館 フォストリーあしょろ
住所:足寄町郊南1丁目
電話:0156・25・9100
開館時間:午前9時30分~午後4時30分、毎週火曜日休館
入場料:一般400円、小・中・高校生・満65歳以上200円。幼児無料(団体料金あり)
体験料:ミニ発掘200円、レプリカづくり200円(色ぬり100円)、古生物模型づくり200円
(コロナ感染拡大防止のため当面ミニ発掘のみ体験可、レプリカづくり、古生物模型づくりのキットは販売しています)
公式HP: http://www.museum.ashoro.hokkaido.jp

<その⑦>のどかな「道」に現れる楽しいカフェ

ロケーション抜群な「カフェ・デ・カミーノ」
ロケーション抜群な「カミーノ」

 足寄市街から国道241号をオンネトーに向かう途中の螺湾(らわん)地区にある「足寄ひだまりファーム」。その一角に建つのが「カフェ・デ・カミーノ」です。「カミーノ」はスペイン語で「道」。その名の通り、のどかな道に突然現れる素敵なカフェです。

明るく木のぬくもりが感じられる「カフェ・デ・カミーノ」の店内
明るく木のぬくもりが感じられる店内

 町内の建設会社が提唱する「木組みの家」ブランドの建物は、足寄産のカラマツ材をふんだんに使い、窓からは「足寄ひだまりファーム」の畑が広がる抜群のロケーション。

 足寄・十勝を中心に北海道産の食材を使った健康的なフードやドリンクが人気。林檎の発泡酒(シードル)「HARD CIDER」も販売しています。今年、町内に「HARD CIDER」の醸造所「BLANK HARD CIDER WORKS」が完成し、足寄での醸造がスタートします。

 5月から9月までは店の軒下を利用し町内や十勝管内を中心に活躍する様々な方々やお店とコラボする食と雑貨の「軒下マルシェ」を開催するなど、企画力抜群のカフェとなっています。

 こちらの店長は、本州からの移住者で町に様々な刺激を与えてくれている一人。是非店長さんにも会いに。またドライブがてら「カミーノ」にお越しください。

▽カフェ・デ・カミーノ
住所:足寄町螺湾93-25(足寄市街より車でおよそ20分程度)
連絡先:下記のSNSのメッセージなどにて
営業時間:午前10時~ ※終了時間は季節によって変動
定休日:不定休。Facebook、Instagramでご確認ください。
Facebook:https://www.facebook.com/CafedeCamino/
Instagram:https://www.instagram.com/cafe_de_camino/

<その⑧>家族連れで楽しめる多彩な施設「里見が丘公園」

子どもたちにも大人気の里見が丘公園の「お山の遊具」滑り台
子どもたちにも大人気の「お山の遊具」滑り台

 足寄市街の小高い丘「里見が丘」にある「里見が丘公園」には、キャンプ場、BBQガーデン、総合体育館、温水プール、野球場、陸上競技場、多目的広場など数多くの施設が整っており、中でも「ふわふわドーム」や「遊水路」、さまざまな遊具は、子どもたちに大人気。夏場はたくさんの親子連れがお弁当持参で思い思いに過ごす姿が見られます。中でも「お山の遊具」は巨大な滑り台で子どもたちは大好き。夏になると遊具場は子どもたちの歓声で溢れます。

 また、老若男女が楽しめるパークゴルフ場も人気で、9ホールの「里見グリーンヒルコース」と18ホールの「里見ウエストヒルコース」の2つのコースがあり、シーズン中は町内外から愛好者がプレーしにやってきます。

老若男女が楽しめる里見が丘公園のパークゴルフ場
老若男女が楽しめるパークゴルフ場

 更に天然温泉の足湯施設もありますし、2023年4月には、遂に念願の町営温泉施設「銀河の湯 あしょろ」がオープンする予定です。男女別の内湯・露天風呂に加えて、今大人気のサウナも完備した温泉施設となります。

足寄町観光を楽しむ!地元おすすめ10のポイント㊤雄大な自然の中でアウトドア、秘湯を訪ねる<北海道まち巡り>

<その⑨>地元の味でリラックスできる「ホテルレウスアショロ」

フクロウのロゴが目を引く「ホテルレウスアショロ」
フクロウのロゴが目を引く「ビジネスホテルレウス」

 2019年にオープンしたビジネスホテル。アイヌ語で「泊る」を意味する「レウシ」を語源するこのホテルは、足寄産のカラマツ材をふんだんに使い、落ち着いた雰囲気でリラックスできる施設となっています。客室はダブルルーム、ツインルーム、デラックスツインの3タイプ。寝具はすべてシモンズ社製を使っています。

 自慢の朝食は、足寄で行列が出来るパン屋さんとしてお馴染みの「髙橋菓子店」の本食パンと甘納豆食パンをご用意。また町内でもなかなか手に入らない「阿部養蜂場」のハチミツや季節の地元野菜を味わう事が出来ます。

「パステル・レウス」のチーズケーキ
「パステル・レウス」のチーズケーキ

 更にホテルのチーズケーキ工房「パステル・レウス」では、ハンドメイドの「レウスチーズケーキ」を製造・販売。「プレーン」と、足寄産の小豆をサンドした「あずき」があり、足寄町の「ふるさと納税」の返礼品にもなっていますが、冷蔵商品はここでしか買い求められません。もちろんホテルの朝食にもデザートとして並び、人気となっています。

住所:足寄町北3条1丁目3-1
電話:0156・25・2111
公式HP:https://hotel-reus.com/
パステル・レウスInstagram:https://www.instagram.com/pastel_reus/?hl=ja
パステル・レウスオンラインショップ:https://pastelreus.base.shop/

♢  ♢  ♢

足寄町ふるさと納税HP:https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/citypromotion/furusato-nozei/furusato_c.html

<その⑩>〝雲海に泊まれる〟ホテル「KOYA.lab 陵雲荘」

「雲海に泊まれるホテル」としてオープンした「KOYA.lab 陵雲荘」
「雲海に泊まれるホテル」としてオープンした「KOYA.lab 陵雲荘」

 「雲海に泊まれるホテル」をキャッチフレーズに2022年11月にオープンした宿泊施設。足寄市街を一望でき、遠くに雌阿寒岳を望める高台に出来た「KOYA.lab 陵雲荘」は、そのキャッチフレーズの通り、高い確率で早朝の雲海を体感できる場所です。

早朝の雲海から昇る朝日の眺め
早朝の雲海から昇る朝日の眺め

 客室は、BBQも楽しめて室内にいながらキャンプ感覚を味わえるグランピングルームにダブルルーム、そして1人でワーケーションするのにピッタリなシングルルームなど6室。食事も十勝の食材をふんだんに使ったBBQなどバラエティに富みます。

 更にサウナも併設し、絶景を眺めながらの水風呂や外気浴でバッチリと整う事は間違いなし。そして屋外には、焚き火を楽しむ「ファイヤーピット」に加えて、足寄の芽登石を活用した「石のキャンプサイト」も5サイトあり、キャンプも楽しむ事が出来る、これまでとは一味違った宿泊施設となっています。

 面白いのは、施設内の自動販売機。普通のカップラーメンの他にも、足寄や十勝のおいしい商品を購入する事ができ、ミニ物産展の気分を味わえます。

住所:足寄町里見が丘24番地
電話:0156・30・4315
公式HP:https://koya-lab.jp/

♢  ♢  ♢

▽足寄町観光協会HP:https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/about/index.html
※今回ご協力いただいた足寄町地域おこし協力隊の神本英邦さんによるコラム「足寄物語~Ashoro Stories~」も連載中です。

(おわり)

※情報は記事公開当時のものです。

Tripeat編集部
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