【砂川】道央自動車道砂川サービスエリア内の砂川ハイウェイオアシス館に、「レストランおあしす」が22日オープン。空知産の食材にこだわったハンバーグやジンギスカンなどのメニューをそろえ、観光客に加え地元客にも利用を呼び掛ける。
同館は年間約70万人が訪れる人気の施設。レストランは札幌の会社が営業していたが、昨年末で委託契約が終わるのを機に、同館を運営する砂川ハイウェイオアシス観光が「地元産食材を多く使ったレストランに」と直営にする。
メニューは、農業生産法人「神内ファーム21」(浦臼町)の牛肉を使ったジューシーな「浦臼町『神内和牛あか』ハンバーグ定食」(1580円)、新十津川町の精肉店の肉を使い甘めの味付けの「新十津川町のジンギスカン定食」(1780円)、柔らかい道産豚肉を使った「砂川ポークチャップ定食」(1380円)など約30種。
米は雨竜産、ジャガイモは砂川産。仕入れ額ベースで換算すると、食材のほとんどが道産で、空知産は約半分に上るという。米やジンギスカンなど多くの食材が館内の産直市場「そらいちマーケット」で並んでおり、梅里俊彦専務は「レストランでおいしいと感じたらマーケットで買ってほしい」と期待する。
1階に150席、2階に団体客用で190席を用意した。同館は道央道からだけでなく、一般道からも利用できることから、地元客にもこだわったメニューを味わってもらいたい考えだ。
営業時間は午前10時半~午後5時。問い合わせは同店、電話0125・74・5796へ。 (望月悠希)
(北海道新聞2023年4月20日掲載)