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2023.05.10

札幌で眺めと食事を楽しむなら JRタワーホテル日航札幌 開業20周年 ~ 35階レストラン リニューアル ~

Tripeat編集部
Tripeat編集部

 2003年5月31日、華々しいオープニングセレモニーとともに開業したJRタワーホテル日航札幌。それから20年。節目を迎えるのを前に、35階にあるレストラン&バー「SKY J」とスカイレストラン「丹頂」がこの度大幅にリニューアル。コンセプトは、「La Nouvele (ラ・ヌーベル)」。フランス語で「新生の、新しい融合スタイル」という意味だそうです。美味しい食事と地上150mからの絶景が楽しめるよう、より洗練された空間となった店内と特別プランのメニューをご紹介します。

多彩な料理をランチビュッフェで気軽に楽しむ~「SKY J」

 エレベーターで35階まで上がり、まずは「SKY J」へ。目を引くのは店内の天井の高さ。南側には札幌市内を一望できるペア席が並んでいます。食事にも、バーにも使えるシートで、開放感がある空間です。そのペア席を抜けていくと、南に藻岩山、西に手稲山、北は石狩湾が見えます。

「SKY J」のエントランス
南側に面したペア席

 レストラン内の椅子やソファ、床のカーペットは紫や青を配色。ホテルによると、35階の窓から見える空が季節や時間によってさまざまな色に移り行く様子を、表現したそうです。窓の外の景色を楽しめるよう、視界を妨げないように椅子の背もたれは低めにしてあります。

 来店客の人数に合わせて椅子やテーブルのレイアウトも変更が可能で、少人数から大人数まで幅広く対応できます。

広々とした「SKY J」のレストラン内

 「SKY J」の昼はビュッフェスタイルが基本。飲食スペースと食べ物が並ぶスペースはワインの飾り棚で仕切られていて、食事や歓談を邪魔しないようなつくりになっています。

飲食スペースと料理スペースを仕切るワインの飾り棚
豊富な料理が並ぶビュッフェスペース

 料理が並ぶビュッフェスペースは広めで、品数も豊富なので、混雑する心配はなさそうです。

 目の前で調理したての料理を提供するライブキッチンも今回のリニューアルの目玉のひとつ。5月のランチビュッフェでは、ローストビーフが提供されます。

ライブキッチンで提供されているローストビーフ
生ハムはイタリアの老舗「タマニーニ」社のスライサーで薄くカットして提供

 今回訪問した際には、ローストビーフやグリーンピースのポタージュ、フルーツを使ったドレッシングが爽やかなフレッシュサラダ、ホテルメイドのパンなどのビュッフェメニューをいただきました。どれも美味しくて、次回は全種類を制覇したいと思います。

訪問した際に味わったビュッフェメニュー
南西角のテーブルからの眺望。西側には手稲山が見えます
西側の窓からはJRの線路が眼下に。徐々に進む新幹線用の線路増設工事の様子がうかがえます

 「SKY J」には北西角に個室もあり、最大10人で利用が可能です(個室利用料は別途1人800円)。その個室の窓からは、北西に北海道大学の構内や札幌競馬場、北側に合同庁舎や新しく建設中のタワーマンションなどを見渡すことができ、その奥には日本海が広がっています。

「SKY J」の北西角に設けられている個室
個室からの眺望。奥には日本海が広がっています
ワインの飲み放題コーナー

 ランチの「パノラマビュッフェ」は大人(中学生以上) 3,200円、小学生 1,600円、幼児(4歳以上) 600円です。

 その「パノラマビュッフェ」限定ですが、ワインの飲み放題もあります。1人800円の追加料金で、赤・白それぞれ3種類、スパークリングワイン1種類、リキュール3種類や各種ソーダを楽しめます。90分間の飲み放題でセルフサービス。炭酸水なども用意されているので、リキュールはお好みの飲み方でどうぞ。アルコールが飲めない方向けに各種ソーダの飲み放題(追加料金350円)もあります。

洗練された個室で創作和食を味わう~「丹頂」

 「SKY J」と同じ35階の東側にある、スカイレストラン「丹頂」は、伝統的な「会席料理」をはじめ「和」にとらわれない創作和食を味わう空間として使われてきました。今回のリニューアルでは、個室が5部屋に。南向き、東向き、北向きとそれぞれの方向に広がる風景は、札幌の今を見ることができます。

 最大12人が利用できる「北鶴」は、丸型の照明が目を引く現代アートの装い。

最大12人が利用できる「丹頂」の北東角にある「北鶴」

 一番奥の「和個室」は、くつを脱ぐ掘りコタツのスタイルです。床の間には、丹頂をモチーフとした、シルバーのモビールが飾られています。

「和個室」は、靴を脱いでゆったりと

 仕切りを出すと個室になる「大鶴」。壁にはカラフルな塗り箸をモチーフにしたオブジェが飾られています。こちらは東側を一望できるフリー席。眼下には、千歳方面に向かう線路が見えます。新幹線専用駅の建設準備が進んでいる様子がうかがえます。

フリー席の「大鶴」
「大鶴」からは東側が一望できる

 「東鶴」と「南鶴」は仕切りを外してつなげると、最大18人まで収容できる個室「鶴」となります。

南東の景色が楽しめる「東鶴」
「南鶴」の室内。「東鶴」とつなげれば18人まで座れる「鶴」に

 「東鶴」からは、南東の方角に北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド」の三角形の屋根が、小さくですが見えます。札幌観光に訪れた友人や知人と利用する際などには、ぜひ教えてあげてください。

「東鶴」からの眺め。小さいながらエスコンフィールドも見えます

 「丹頂」の店内には、日本を代表する書家の一人、中野北溟さん(羽幌町焼尻島出身)の書や、小樽・北一硝子の箸置き、道内に現存する最も古い窯元として知られる岩見沢の「こぶ志窯」や「北海荒磯焼窯元」の下澤土泡さんの器などが飾られています。いずれも、道内ゆかりの作品で、料理や眺望とともに楽しんでみたいですね。

 「丹頂」での昼食は、旬菜御膳(2,500円)や季節の二段重(3,600円)、昼会席(4,800円~8,100円)などがあります(6月30日まで)。

「丹頂」に飾られている中野北溟さんの書
小樽・北一硝子の箸置き
壁に飾られている「こぶ志窯」の作品
下澤土泡さんの器
「北海道の旬」を味わう創作フレンチ 大通公園の眺望とともに~さっぽろテレビ塔に新レストラン

道都の夜景とともに「20th プレミアムディナー」

 JRタワーホテル日航札幌は、今回の開業20周年を記念して、特別プラン「20th プレミアムディナー」を提供します。期間は6月30日(金)まで。

 特別プランでは、「SKY J」と「丹頂」の両店舗の料理長が丹精込めて創り上げた和・洋の前菜20種を盛り合わせた一皿を、両店ともに一品目に提供します。本鱒昆布〆やそら豆の白和え、太刀魚炙りなど、一品ごとに素材と調理にこだわった内容です。

「SKY J」と「丹頂」両店共通で提供される和・洋の前菜20種を盛り合わせた一皿

「SKY J」のプラン
 レストラン&バー「SKY J」では、前菜20種に始まり、レンズ豆のクリームポタージュや穴子のムニエル、北海道産牛フィレ肉のロティなど6品に、食後の飲み物が付きます(1人13,000円。消費税・サービス料10%込み)。飲み放題付きプランのプランもあり、会社の仲間や友人ワイワイ会話しながら、楽しめます。

「SKY J」のプレミアムディナー

 ▽営業時間/17:30~20:30(ラストオーダー)
 ▽電話/011・251・6377(10:00~22:00)
 ▽オンライン予約はこちらから。

「丹頂」のプラン
 スカイレストラン「丹頂」は、共通の前菜20種に、鮑潮煮や煮穴子などの煮物、時知らずの塩焼き、北海道産牛フィレ肉の炙り焼き、握り寿司4貫といった5品(1人13,000円。消費税・サービス料10%込み)。

「丹頂」のプレミアムディナー

▽営業時間/17:30~20:00(ラストオーダー)
▽電話/011・251・6377(10:00~22:00)
▽オンライン予約はこちらから。

ホテル1階で開催中のパネル展「これまでの歩みとこれからの展望」

 JRタワーホテル日航札幌の一階では、開業から20年の歩みを紹介するパネル展「これまでの歩みとこれからの展望」を開催中。宿泊プランでも、道内コスメブランドとのコラボプランが6月まで提供されています。ニセコに拠点を置く「ICOR(イコ)」のコスメ商品を使ったフェイシャルエステ利用や、客室アメニティに「ICOR」商品を準備するなどしたプランになります。
 開業20周年を記念したさまざまな企画・プランは、来年3月末まで実施する予定です。詳しくは、JRタワーホテル日航札幌の公式HPへ。

Tripeat編集部
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