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2023.06.02

エスコンフィールド北海道 超VIP席「バルコニースイート」に行ってみた

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

ワイン片手に試合の臨場感を楽しめるバルコニースイート
バルコニースイートでは、ワイン片手に試合の臨場感を楽しめます

 今季オープンしたプロ野球北海道日本ハムの新球場、エスコンフィールド北海道(北広島市)。プロ野球のセ・パ交流戦が開幕した5月30日、球場内にある年間契約制の超VIP席「バルコニースイート」におじゃまする機会を得ました。一般の野球ファンが利用できるスペースではありませんが、せっかくの機会なので、その超VIP席の様子をご紹介します。

いすやサイドテーブルが設置されているバルコニー
バルコニーにはいすやサイドテーブルが設置されています
バルコニーから見たグラウンド
バルコニーから見たグラウンド。その手前がダイヤモンドクラブシート

 バルコニースイートは球場1階のバックネット裏、ダイヤモンドクラブシート契約者専用の「ダイヤモンドクラブラウンジ」の中にある個室です。バルコニースイートは年間4千万円で契約したオーナーが、日本ハムの公式戦のある時に、1部屋を自由に使うことができます。主に企業の契約で、取引先や社員が使うケースが多いようです。キャンセルが出て、まだ空きはあるそうです。ダイヤモンドクラブシートは1席ごとの年間契約で、契約料は92万2900円から。

バルコニースイートの部屋の中の様子
部屋の中のダイニングテーブル
試合が中継され、食事を楽しみながら見ることができる部屋の中のディスプレー
ディスプレーでは試合が中継され、食事を楽しみながら見ることができます

 ガラス張りの扉を開けると、球場側に張り出したバルコニーにはいすやテーブルがセットされており、そこで試合を観戦できます。個室には10数人が着席できるダイニングテーブルがあり、大型ディスプレーで試合が中継されます。

ピンチョスなどのオードブル
ピンチョスなどのオードブル
ルスツ豚のステーキ
ルスツ豚のステーキ

 ダイヤモンドクラブシートはドリンクや軽食をラウンジのカウンターで受け取って自分で席に持ち込みますが、バルコニースイートではコンシェルジュが部屋まで運んでサーブしてくれます。全日空(ANA)がスポンサーなので、空港ラウンジのような丁寧なサービスです。この日は、ピンチョスやカナッペなどのおつまみ、「ルスツ豚のステーキ」や「えびフリットのスイートチリマヨ」「鱈のバジルソース」などのフードが提供されました。ジュースやお茶のほか、ビールやワイン、ウィスキーなどのアルコール類も無料です。

バルコニースイートから見た、勝ち越しのホームベースを踏む万波選手
勝ち越しのホームベースを踏む万波選手
バルコニースイートから見た「YMCA」を踊るフレップたち
「YMCA」を踊るフレップたち

 この日は、日本ハム-ヤクルト戦。バルコニーに出ると、試合の臨場感がぐっと増します。選手の顔も見分けられるほどの距離。グラウンドも間近に見えますが、バルコニーが前にせり出しているので、球場全体を見渡すことができます。この日、2打席連続本塁打を放った万波選手が勝ち越しのホームベースを踏む瞬間も撮影できました。「YMCA」をそろって踊る、球団マスコットのフレップとポリー、つば九郎の姿もばっちり見えました。

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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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