北海道の南部、函館市の隣に位置する鹿部町。「海の幸」が豊富で、豪快な間歇泉(かんけつせん)を目にすることができる道の駅など、観光資源やスポットも多いマチです。町内には地元の素材を使った料理が味わえるお店や、すてきなカフェも。また、自然が生み出す絶景があり、楽しいイベントも催されています。鹿部町役場さんに、わがマチの魅力をご紹介していただく記事の後編です。
目次
<その⑥>旬の魚介を生かしたご当地の味を楽しむ
▽「たこ焼き店 まいど」
たこ焼きの本場・大阪より移住した〝おばちゃん〟平田敏子(としこ)さんが焼いています。平田さんはこのお店の〝おばちゃん〟2代目。たこ焼きの中に入れるタコは鹿部で捕れたものを使用しており、外はカリカリ、中はトロトロに仕上がっています。8個入り(300円)と15個入り(500円)がありますが、たこ焼きの焼き上がりまでには15分くらいかかるので、電話での予約をおすすめします。お好み焼き(500円)も提供していますよ。
住所:鹿部町字鹿部118-35
電話:090・5092・1385
営業時間:毎週金・土・日曜の昼12時~午後5時ごろ
定休日:月・火・水・木曜
駐車場:有
▽「大寿し」
旬の近海物を揃えた、大きなネタが嬉しい「極上鮨」(2,100円)は同店の一番人気です。サービスの吸い物にも、味わい深い旬の魚を使用しています。おすしの他にも予算に合わせて刺身や鍋物のコース(要予約、4,500円~)も楽しむことができます。
住所:鹿部町字鹿部119
電話:01372・7・2252
営業時間:午後4時~10時
定休日:月曜
駐車場:15台
▽「お食事処 ゆとり」
天井が高く、開放感のあるおしゃれできれいな店内でお食事が楽しめます。「しょうが焼き定食」「とんかつ定食」などの定食類、「かきあげうどん」や「かも南蛮うどん」などの麺類、丼物などメニューが豊富。どのお料理も味付けや盛り付けが丁寧で、美味しいと評判のお店です。
住所:鹿部町字本別335-43
電話:01372・7・3532
営業時間:午前11時~午後2時/午後4時~7時
定休日:日曜
駐車場:7台
▽「太田食堂」
鹿部町の中心部にある食堂です。ご当地グルメの「鹿部たらこラーメン」や「鹿部たらこ天丼」を楽しめるほか、「あんかけ焼きそば」など、他にも多彩なメニューを用意しています。
住所:鹿部町鹿部76
電話:01372・7・2035
営業時間:午前11時~午後2時30分/午後5時~7時30分
定休日:火曜
駐車場:15台
▽「カールス君の家」
道の駅しかべ間歇泉公園駐車場に面したお店です。お店の一番人気である「鹿部ラーメン」は、近海でとれた「ツブ・イカ・ホタテ・エビ」がトッピングされ、魚介の風味が加わった塩味スープが麺に絡み、食べごたえ抜群です。多彩な魚介類が盛り付けられた「海鮮丼」もどうぞ。
住所:鹿部町字鹿部31-5
電話:01372・7・5162
営業時間:午前11時~午後3時
定休日:月・火・水・木曜(冬期間の12月~3月は休業)
駐車場:30台
<その⑦>軽食やスイーツをカフェでゆったりと
▽「shikasan cafe」
2022年4月にオープン。地元の食材を使った手作りのピザや、イタリアンプリンなどのスイーツが楽しめるカフェです。ランチは週替わりで提供しています。
住所:鹿部町字鹿部118-19
電話:01372・7・7455
営業日時:通常は木曜~土曜の午前11時~午後2時/午後2時30分~4時。季節や週によって異なるので、下記のお店のInstagramでご確認を。
https://www.instagram.com/kissa_moi_/
駐車場:4台
※「shikasan cafe」は「喫茶moi」として営業されています(2024年4月)
▽「農cafe POPPO」
「道の駅しかべ間歇泉公園」敷地内にある「地域活動支援センターぽっぽ」で、週末のみ営業しているお店です。道南近郊で採れた野菜や鹿部町の魚介類などを使用した手作りのベーグルやドリンクを販売しています。
住所:鹿部町字鹿部22番地1
電話:01372・7・5291(鹿部町役場 保健福祉課)
営業日時:土・日・祝日の午前11時~午後2時
駐車場:「道の駅」の駐車場利用可
▽「自然の森 夢紀行」
店名の通り、樹林の中にたたずみ、自家焙煎のコーヒーと自然食にこだわった食事が楽しめるお店。冬は薪ストーブもあたたかく、ゆっくりとした時間を過ごせます。ご主人による、珍しい「鼻笛」の演奏を楽しめることも。
住所:鹿部町字本別539-165
電話:01372・7・5210
営業時間:日の出から日没まで
定 休 日:不定休
駐車場:10台
<その⑧>自然が生む絶景と噴火湾を望むオブジェ
▽三味線滝
国道278号線にある滝です。流れ落ちている音が三味線の音色に似ていることや、滝が三筋の糸のように流れていたことから、「三味線滝」という名前がついたといわれています。
住所:北海道茅部郡鹿部町字本別
問合せ先:鹿部町役場 水産経済課 食と観光推進室(01372・7・5293)
▽北斗船歌碑
「道の駅しかべ間歇泉公園」の向かいにある展望スペース敷地内に設置された、鹿部町とゆかりのある作詞家・星野哲郎先生の作品「北斗船」の直筆歌碑。美しい黒御影石でできた球体オブジェで、手を触れると音楽が流れる仕掛けもあります。こちらの展望デッキでは、広々とした噴火湾の眺めも楽しむことができます。
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部
問い合わせ先:道の駅しかべ間歇泉公園(01372・7・5655)
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<その⑨>マチをにぎやかに イベントや荘厳な祭り
▽しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり&花火大会
毎年8月の第3土曜日に開催される鹿部町最大のイベント。鹿部で獲れる魚などを見たり触れたりできる「ふれあい水族館」や、人気ゲーム機やテレビなどが当たる大ビンゴ大会などが催されます。
ステージでは歌謡ショーなどが行われ、メーンイベントの花火大会は、多種多様な花火や超特大スターマインなどが目の前で打ち上げられ、夏の夜空に美しい花を咲かせます。
会場:鹿部漁港敷地内
開催時間:午前8時30分~午後9時
お問合せ先:鹿部商工会(01372・7・3344)、鹿部温泉観光協会(01372・7・3500)
会場駐車場:2,000台(無料)
▽鹿部稲荷神社例大祭
毎年7月の7日が宵宮祭、8日が神輿渡御祭、9日が本祭と3日間に亘り盛大に行われます。
宵宮祭、本祭には国の重要無形民俗文化財の指定を受けている「松前神楽」を奉納します。
松前神楽は十二事にわたる鎮釜湯立の儀式と二十一に及ぶ舞楽とを合わせた三十三事により構成された神事です。神事は全国で様々なものが行われますが、鹿部稲荷神社は湯立神事を行う、とても珍しい神社です。
お問合せ先:鹿部稲荷神社(01372・7・2149)
住所:茅部郡鹿部町宮浜321
(おわり)
※情報は記事公開時のものです。
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