【訓子府】町内の洋菓子店「カガミ菓子店」は、地元の牛乳を使ったスムージーの販売を夏季限定で始めた。店主の加賀美慎也さん(33)は「暑くなるこれからの季節、ドライブなど行楽のお供にどうぞ」と勧める。7月末~8月上旬をめどに町特産「くんねっぷメロン」のスムージーも予定している。
味は「ミックスベリー」「マンゴー」「バナナ」の3種類で、いずれも550円。凍らせた果物を、地元農協が生産する「きたみらい牛乳」や練乳、氷と一緒にミキサーにかけ、まろやかですっきりとした甘さに仕上げた。年代を問わず、特に女性に人気という。
スムージーの販売は昨年7月ごろ、「冷たいスイーツがあれば気温の高い夏に喜んでもらえるのでは」と試験的に始めた。休日、遠方から訪れた客に「ケーキを買った帰りに車内で飲める」と好評だったため、今年はゴールデンウイークに合わせて販売を始めた。今後はくんねっぷメロンのほか、富良野産ハスカップを使った味も追加する予定。(逢坂哲平)
(北海道新聞2022年6月9日掲載)