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2023.08.07

From北海道新聞

砂川ポークチャップ 家庭でも*ソラチが冷凍食品開発*「自信の味」地元協議会も公認

北海道新聞記事
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「砂川ポークチャップ」の冷凍食品をPRする(右から)砂川ポークチャップ協議会の重木均会長とソラチの桑原朗社長、イメージキャラクターの砂川・ポークチャップリン
「砂川ポークチャップ」の冷凍食品をPRする(右から)砂川ポークチャップ協議会の重木均会長とソラチの桑原朗社長、イメージキャラクターの砂川・ポークチャップリン

 【砂川、芦別】豚丼やジンギスカンのタレなどを手掛けるソラチ(芦別)は8月中旬、砂川のご当地グルメ「砂川ポークチャップ」の調理済み冷凍食品を発売する。ご当地グルメとして普及を進める「砂川ポークチャップ協議会」の公認商品。湯せんや電子レンジで温めて自宅で手軽に食べることができる。同社は「自信の味に仕上がった。ぜひ食べてほしい」としている。

 砂川ポークチャップは、ソースに使うタマネギやトマトが市内で生産されていることなどからご当地グルメとして浸透。市内約10店の食堂やレストランで食べることができる。同社はコロナ禍後も自宅で食事することが多くなったことや、観光客に砂川ポークチャップをPRしようと、冷凍食品を数カ月かけて開発。7月に完成させた。

 商品は、厚さ5ミリの道産豚肉を地場産タマネギの入ったトマトベースの甘めのソースをからめた。肉はほどよい硬さでジューシーに仕上がったという。桑原朗社長は「トマトのおいしさが感じられる商品になった」と話し、「砂川の飲食店に足を運ぶきっかけづくりにもなってほしい」と期待している。試食を重ね、味をアドバイスした同協議会は「オーソドックスな味で、多くの人が食べやすい」とする。

 3枚入りで864円(150グラム)。同協議会には販売に応じて収入が入る。チラシの製作、イメージキャラクター「砂川・ポークチャップリン」の着ぐるみの維持などに充てるという。協議会の重木均会長は「手軽に食べられるようになった。多くの人に知ってもらえれば」と期待する。

 砂川ハイウェイオアシス館内オアシスプラザで販売する。その後、道内の土産物店や百貨店などに販路を広げる計画という。問い合わせはソラチ飲食事業部、電話011・875・2911へ。(望月悠希)

(北海道新聞2023年8月2日掲載)

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