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2023.08.17

「スイーツガーデンSAPPORO 2023」開幕!ケーキや和菓子など16店ずらり「肉祭」にも10店 8/20(日)まで札幌・アカプラ

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

開幕とともに大勢の人でにぎわった「スイーツガーデンSAPPORO 2023」

 「スイーツガーデンSAPPORO2023」が17日(木)、札幌市中央区北3西4の北3条広場「アカプラ」で開幕し、初日から大勢の人で賑わっています。会場限定の「オリジナルコラボスイーツ」を出すブースを含め、16 店の和洋スイーツ店が出店しているほか、同時開催の「肉祭」には 10店が自慢の肉汁たっぷりの一皿を提供しています。20日(日)まで。

イベント限定のオリジナルコラボスイーツ

オリジナルコラボスイーツのブースには、開場前から行列が
オリジナルコラボスイーツが並ぶ冷蔵ケース

 スイーツガーデンは砂糖の消費拡大やイメージアップを狙ったJAグループ北海道の「天下糖一(てんかとういつ)プロジェクト」と「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」によるコラボ開催。イベントの目玉の、この会場・期間限定のオリジナルコラボスイーツのブースにつながる会場入り口には、会場の午前11時前に30人ほどの列ができました。

季節のフルーツを使ったり、デコレーションを施したりと見た目も味もこだわったオリジナルコラボスイーツ

 オリジナルコラボスイーツは、価格も〝統一〟されてすべて600円。15店が、道産の砂糖を使い、道産のチーズや生クリーム、旬のフルーツなど素材を生かしてデコレーションを工夫したオリジナルスイーツ28品を出品しています。

TripEat編集部のスイーツ男子らが選んだオリジナルコラボスイーツ

 TripEat北海道編集部のスイーツ好き、肉好きが開場とともに参戦。まずは、オリジナルコラボスイーツ4つをゲットしました。

「天下糖一」のオリジナルスイーツ
シマちゃんの夏休み’23

 「天下糖一」のオリジナルスイーツには、家紋を記した軍配を掲げる武将を描いたチョコプレートが刺さり、砂糖をこんもり盛ったスプーンを描いたクッキーが添えられています。底からスポンジ、生クリーム、スポンジ、生クリームと重ねられ、クリームたっぷりに見えますが、編集部きってのスイーツ男子(50代)は「生クリームとスポンジの割合が絶妙」と大喜び。

 「シマちゃんの夏休み’23」は、ホワイトチョコムースの中に、スイートコーンのブリュレと厚真産ハスカップの甘酸っぱいゼリーが入っています。ダンディな見た目に反して、かわいらしいシマエナガをチョイスした本部長(50代男性)は「おいしい、おいしい」と容赦なくシマエナガにスプーンを入れていました。私は「お米なスイーツ スイーツガーデンVer」をいただきました。これは、さっぽろスイーツ2015年のグランプリ受賞作品のアレンジ。チーズムースが甘すぎず、おいしい。中にチーズ風味のしっとりとした何かが入っています。なんと、これがチーズリゾット。お米とスイーツのナイスコラボでした。

日差しの強い日は、テント付きのイーティングスペースがおすすめです

 イーティングスペースは屋根のあるところもあり、親子連れや観光客らで開場すぐから人が入り始めていました。祖母、母と一緒に来場した市内の小学5年、合田開俐(かいり)君(10)は「スイカが大好きだから」と、「スイカとメロンのゼリー」をペロリ。「さっぱりしていて、おいしかった。本物のスイカよりおいしい」と気に入った様子で、夏休みの絵日記の1ページにもできそうです。妹の小学2年、合田琴音さん(8)は、見た目のかわいらしさで「シマちゃんの夏休み’23」を選んだそうで、「おいしい」と大事そうに味わっていました。

パフェや焼き菓子etc.… 出店16店にも多彩な甘味いっぱい

暑い日には、パフェやソフトクリームに手が伸びます
甘酸っぱさと冷たさが人気のハスカップスムージー

 ケーキを食べ終えたスイーツ男子が、パフェを手にしています。「つきてらす」のチョコバナナパフェ(800円)。この日の正午すぎ、札幌市中心部の気温は31度を超えており、パフェを入れたプラスチック容器はすぐに水滴だらけに。早く食べないと溶けてしまいます。「ソフトクリームもおいしく、上に載っているビスケットに少し塩味があって、おいしかった」そうです。この暑さもあって、厚真町の山口農園の「ハスカップカフェ」のハスカップスムージー(レギュラー550円、ミニ450円)も人気で、甘酸っぱいさわやかな味を歩きながら飲んでいる人も目立ちました。

専門学校生手作りのお菓子

 「札幌スイーツ&カフェ専門学校」は、学生手作りのクッキーやシフォンケーキなど焼き菓子を中心に16種類を販売。開場1時間余りで売り切れてしまったものもあるほど、人気です。ころっとアップルパイ(300円)は直径10センチほどのプラスチックカップに2センチほどの一口アップルパイがぎっしり。ブラウニー(500円)はクルミやアーモンドなどのナッツがごろごろ入ったしっとりしたチョコレートケーキが5本入っています。どれも添加物や保存料を使わず、優しく素直な味わいです。

大通公園の焼とうきび? いえ、スイートポテトです
一口サイズのカヌレがずらり

 「ブリックハット」の店頭で、見覚えのある姿を発見。あれ?大通公園の焼とうきびでは? 「スイートポテトコーン」(1本400円)です。スイートポテトを竹串に刺し、表面にトウモロコシをぎっしり付けて、大通公園の焼とうきびのような砂糖としょうゆの甘しょっぱいタレでみたらし風にしています。

 「ポヌレ」はお菓子の「もりもと」プロデュースのミニカヌレ専門店。キャラメルやピスタチオなどいろいろな味の一口サイズのカヌレが、伺った時には8種類、並んでいました。上にホワイトチョコの雪とレモンを載せた「白雪のホワイト」や甘酸っぱいイチゴ味の「初雪のイチゴ」、チョコのコーティングに散らした金ぱくを星に見立てた「夜空のショコラ」など、かわいらしいネーミングにも注目です。

 綿菓子の「レインボーコットンキャンデー」では、ピンクや水色、紫、緑など色とりどりの綿菓子をプラスチックのカップに詰めて販売。ポップな見た目で、子どもに人気がありそうです。

「肉祭」も盛況 串焼き、餃子、ロースト… 冷たいビールも

驚くほど大きい肉の串焼き

 漂ってくるおいしそうな匂いにつられて、ふらふらと肉祭の出店ブースに引きつけられました。「大っきーい!」と思わず声が出てしまったのは、「串の久保田」の串焼き。もくもくと煙を上げながら焼き上げられた串は、肉部分だけで長さ20センチほどもあり、豚串と鳥串が各600円、牛サガリ串が800円。

なかよし餃子エリザベスのジンギスカン餃子
切り口にくぎづけ、「萌え断」のサンドイッチ

 「なかよし餃子エリザベス」で、おいしそうな焼き色の餃子を発見。「ジンギスカン餃子」(5個入り600円)で、中のあんはラム肉、ジンギスカンの味付けです。一口かじると肉汁がどばっと出てきて、あやうく肩から提げたバッグに降らせそうになりました。要注意。

 「ファーマーズチキン 札幌山鼻店」ではロティサリーチキンやハラペーニョとチキンのスパイスソテー、ソーセージ盛り合わせなど、肉料理がずらり。その中で、チキンやチーズ、レタス、トマト、ソースなどをパンではさんだ「グリルチキンとチェダーチーズのサンドイッチ」(700円)に目を引かれます。切り口は、具材があふれんばかり、まさに「萌え断」。かぶりつきたくなるやんちゃなサンドです。

上から時計回りに、ジンギスカン餃子、牛ランプステーキ、炙り肉寿司

 編集部のメンバーもスイーツから肉祭に転戦、それぞれ肉メニューを手に再集合してきました。ジンギスカン餃子と「THE MEATSHOP」の牛ランプステーキ(1100円)、「牛たん・炙り肉寿司 鈴の屋」の「炙り肉寿司 全種盛り」(4貫1300円)が集まりました。牛ランプステーキは、絶妙な火入れで、柔らか。添えられたわさびを付けるとさっぱりいただけます。炙り肉寿司は、白老和牛とラベンダーポーク、牛たん元、塩ジンギスカンの4種類。こちらにもわさびとレモンやゆず胡椒などの薬味が付いています。

肉祭にかんぱーい
暑さでカップやびんがすぐに汗をかきます

 この暑さと、肉料理。当然、こうなります。「ぷはーっ」と声がもれます。会場のビールブースでは、ヒューガルデンホワイトや瓶のコロナビール、モヒートなどを販売しています。

砂糖の保湿力に注目「シュガースクラブ」PRも

シュガースクラブブースに並ぶ砂糖のシュガーバス(手前左)とシュガースクラブ。後ろにあるのがビート

 会場をうろうろしていると、「シュガースクラブブース」というのを発見しました。札幌の「アビサル・ジャパン」が砂糖の保湿力に着目して開発したスクラブ剤「お砂糖革命」をPR、販売しています。主原料は道産ビート(テンサイ)。成分はビート糖のほか、ココナッツオイルやブドウ種子油などで、添加物は使っていません。アビサルは「天下糖一プロジェクト」にも協力しています。

シュガースクラブをスプーン1杯ほど手に取り、両手両面にすり込みます

 クリーム状のスクラブ剤を水で濡らした手に取り、クリームの中にあるツブツブを肌にすり込むようになじませ、ツブツブ感がなくなり、なめらかになったら水ですすぎます。1度だけで、手がしっとり、心持ち皮膚が柔らかくなったように感じます。アビサルCEOの幟立(のぼりたて)真理さんは、アメリカ在住時に砂糖の保湿力に気づき、2003年にシュガースクラブを完成させ、05年からは道産てんさい糖の商品を国内販売しています。朝と夜に洗顔剤として使うといいそうです。

 スイーツガーデンSAPPORO2023と肉祭は8月20日(日)までの午前11時から午後8時まで。入場無料。

 詳しくは、特設サイト(https://moula.jp/articles/trip_eat/entry-3203.html

「スイーツガーデンSAPPORO 2023」 8/17-20 札幌アカプラで開催〝スイーツの祭典〟今夏も! イベントの目玉「限定スイーツ」紹介

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 TripEat北海道のLINE公式アカウントで実施中の「ポイントゲーム」では、今回の「スイーツガーデンsapporo」への来場でポイントが獲得できるミッションを用意しています。会場のインフォメーションブースにはミッション用のQRコードを掲示しているほか、TripEat公式LINEの「友だち登録」キャンペーンをご案内するリーフレットも配布しています。

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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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