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2023.10.17

紅葉の広がり 徐々に札幌市内にも 名所・中島公園 まもなく見ごろ

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

色づき始めた中島公園の菖蒲池周辺の木々
色づき始めた中島公園の菖蒲池周辺の木々。ススキも秋の気配を感じさせます

 札幌の中心部に近い紅葉スポット・中島公園に10月16日、行ってみると、秋色に色づき始めていました。木によって紅葉の進み具合は違いますが、写真を撮りながら散策したり、愛犬を連れて散歩したりする人や、松ぼっくりを拾い集める子どもたち、外国人観光客らが園内を歩きながら、紅葉を眺めています。公園管理事務所によると、見応えのある状態になるのは10月下旬から11月上旬の見通しとのことです。

地下鉄中島公園駅側の入り口のイチョウ並木
地下鉄駅側の入り口のイチョウ並木

 南9条通、地下鉄南北線中島公園駅側から園内に入った道の両脇には、イチョウが植えられています。入り口近くはまだ緑色が濃い状態ですが、少し公園の中に入ると、黄緑色になってきています。

遊戯広場前のモミジ
遊戯広場前のモミジ

 イチョウ並木を抜けると右側に滑り台やブランコを置いてある遊戯広場が見えてきます。大きく羽を広げたような赤く色づいたモミジ越しに、子どもたちの元気な声が聞こえます。

色づき始めている菖蒲池ほとりの木々
菖蒲池ほとりの木々も色づき始めています

 さらに進んで、菖蒲池にさしかかると、アズキナシやハルニレが赤やオレンジ色に染まっていました。

紅葉するのが早いサクラが並ぶボート乗り場付近
紅葉するのが早いサクラが並ぶボート乗り場付近

 池のほとりの散策路をボート乗り場に向けて進んでみると、池沿いに植えられたエゾヤマザクラがオレンジ色に。晴れていますが、日差しは完全に秋のものです。

プレミアホテル中島公園札幌を望んだ先の紅葉
一部の木々が色づき始めています

 ボート乗り場を過ぎた辺りで、池の対岸のプレミアホテル中島公園札幌の方を眺めると、ソメイヨシノやイタヤカエデが紅葉していました。

札幌コンサートホールkitara前のシナノキ
札幌コンサートホールkitara前のシナノキ

 札幌コンサートホールkitaraの近くのあるシナノキは、ハート型の葉がところどころ黄色くなっており、枝を丸く大きく広げていました。

豊平館前のイタヤカエデ
豊平館前のイタヤカエデ

 豊平館前のイタヤカエデも燃えるような赤色。水色で縁取られた白い外壁との対比が際立ちます。

池に映る木々
池に映る木々もきれいです
地面に落ちている散り始めた葉
すでに散り始めている葉も

 池に映った木々や青空もきれいです。ふと芝生に目を落とすと、もうすでにかなり葉が散ってしまっている木もあります。

日本庭園の紅葉
池に紅葉が映ります

 日本庭園の中にも行ってみましょう。池を囲む木々が色づいています。水面に落ちた葉や水鏡に映る紅葉もきれいです。小1時間園内を歩いていると、手が冷たくなってきました。

 中島公園管理事務所は「今年は猛暑の影響もあり、少し遅れ気味。紅葉の早いサクラなどはもう色付いていますが、モミジはもう一息というところ。イチョウなどは遅く、11月上旬まで楽しめます」としています。

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小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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