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2023.12.09

From北海道新聞

業界関係者が選ぶ「サウナシュラン」*登別グランドホテル全国5位*110度の高温、景観など評価

北海道新聞記事
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今年のサウナシュラン全国5位に選ばれた登別グランドホテルの「鬼サウナ」(右)と露天風呂
今年のサウナシュラン全国5位に選ばれた登別グランドホテルの「鬼サウナ」(右)と露天風呂(登別グランドホテル提供)

 【登別温泉】登別グランドホテルの大浴場にあるサウナが、温浴業界関係者らが魅力的な全国11施設を選び毎年11月11日(サウナにちなむ「ととのえの日」)に発表する「サウナシュラン2023」で、1万2千施設の中から5位に輝いた。110度の高温設定の「鬼サウナ」など、多彩なサウナが楽しめることが高く評価され、道内で唯一選ばれた。同ホテル取締役の栗林広行さん(33)は「受賞を励みに、いっそうの集客につなげたい」と喜ぶ。

 昨年9月の露天風呂のリニューアルで「鬼サウナ」を新設。鬼のこん棒を模したサウナストーブを採用し、110度の高温に設定した。温冷交代浴を楽しむため水風呂と温泉風呂も付属。いずれも羽釜形で、鬼をイメージさせる赤と青でライトアップしている。

 さらに今年3月には内風呂のサウナを改修。シラカバの枝葉を束ねた「ヴィヒタ」で全身をたたいて発汗を促すことができる「清流サウナ」を増設した。

 7月には、クマをかたどったレリーフなどをあしらい、80度と低めの温度設定の「クマサウナ」も追加。

 これらは、サウナブームの火付け役とされる「ととのえ親方」こと松尾大さんがプロデュースした。サウナシュランでは、複数のサウナが楽しめるのに加え、滝の流れる露天風呂の景色を見ながら外気浴できることなどが評価された。

 新型コロナウイルス禍では登別グランドホテルの宿泊客も激減し、栗林さんは、全国的ブームのサウナで集客を図ろうと研究を重ね、一口オーナー制度「鬼サウナファンド」も立ち上げて7500万円を募ることに成功した。サウナ改修の結果、中高年がメインの客層だったが「20~30代の若い世代の来客も増えた」(栗林さん)と言い、日帰り入浴客数はコロナ禍前の3倍という。栗林さんは「サウナをきっかけに登別の湯にも親しんでもらいたい」と語る。(古田裕之)

(北海道新聞2023年11月29日掲載)

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