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2024.01.16

From北海道新聞

弟子屈の和牛・豚で「肉まん」*まちづくり会社第1弾*「新しい名物に」

北海道新聞記事
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テシカガタウンラボが販売している地場産の和牛と豚をそれぞれ使った肉まん
テシカガタウンラボが販売している地場産の和牛と豚をそれぞれ使った肉まん

 【弟子屈】若手経営者らによるまちづくり会社「テシカガタウンラボ」(上村剛志社長)が、町内で育てた「摩周和牛」と「弟子屈ポーク」を使った2種類の肉まんの販売を始めた。大きめでボリューム十分で、食べた人にも好評といい、「弟子屈の新しい名物に育ってほしい」と期待している。

 地場の食材を使ったオリジナル商品の第1弾。手頃な価格で気軽に食べられるようにと肉まんを選んだ。商品にならない部位を無駄なく活用するメリットもある。同社の発起人のひとりで焼き肉店「炭家石花木金」の中尾幸也社長が味付けを担当し、製造を担った食肉工房よしやす(釧路市)と試作を繰り返した。

 肉まんは肉50グラム、皮60グラムと通常より大きめでボリュームたっぷり。肉のうまみだけを楽しめるように野菜は使っていない。ふわふわの皮にソースがしみ込み、飽きずに食べられる。味付けも牛は甘辛、豚は甘くするなど、肉質に合わせて変えてある。

 札幌や厚岸のイベントで試験販売をして改良を重ねてきたが、昨年12月から町民に知ってもらいたいと、同社で販売を開始した。今後はパッケージを完成させて、冷凍品の販売やふるさと納税の返礼品にしたいと意気込む。

 同社で売っていて今月は週2日、販売を予定している。販売日はインスタグラム(https://www.instagram.com/teshikaga_townlab/) 等で告知している。「摩周和牛 牛まん」は600円、「弟子屈ポーク ぶたまん」は400円。問い合わせは同社、電話015・486・9027(平日午前10時~午後5時)へ。(清水竜也)

(北海道新聞2024年1月10日掲載)

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