「TripEat北海道CM撮影の舞台裏」後編です。2日間で6カ所まわる強行軍の2日目は、札幌市内の温泉旅館とシティーホテルのホテル対決(?)となりました。
札幌・定山渓温泉 章月グランドホテル
3月15日。「春めいてきたかな?」との思いを吹き飛ばす降雪の中、向かった先は札幌・定山渓温泉です。
豊平川の縁に建つ章月グランドホテルは、定山渓で唯一、全室から渓谷が一望できます。昨春、全面リニューアル。貸し切り風呂や、温泉付きの「プレミアムルーム」などを新設したそうです。
悪天候による制約の中、撮影場所に選んだラウンジでは、ホテル自慢の「蜂蜜バイキング」が楽しめるほか、夕方には「湯上がりビール」、夜食など充実したサービスが受けられるそうです。
今回は和装姿の女性スタッフさん3人がモデルとして登場してくれました。3人が息を合わせるのは、なかなか大変ですが、何とか頑張ってくれました。
撮影中にウロウロしていると、ラウンジの片隅にかわいいカッパを発見!
定山渓温泉と言えば、カッパです。カッパ伝説が語り継がれ、夏には「定山渓かっぱ祭り」も開かれています。このカッパは、ホテルのオリジナル和菓子の練り切り「湯らりかっぱ」。頭の上にタオルを載せている姿が実にかわいいです。冷凍販売され、宿泊客に大好評とのこと。
ちなみに「定山渓温泉と言えば、なぜカッパなのか?!」問題については、近いうちにご紹介したいと思います。
札幌・大通 ザ ロイヤルパーク キャンバス札幌大通公園
最後は、さっぽろテレビ塔の南側に建つホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」です。昨年10月にオープンした11階建ての新しいホテルです。構造材に木材を使った全国初の高層ハイブリッドホテルで、上層3階は完全木造。うち8割に道産材が使われています。
キャンバスブランドのコンセプトは「MAKE IT HAPPEN」。人が集うことで何かが生まれる場所|を目指しているとのこと。加えて、「北海道を体感する」がテーマで、チェックインカウンターに札幌軟石、ラウンジには旭川家具を多く使っています。地元食材、地酒、自然派ワインにこだわるなど、神田典子総支配人いわく「ハード面から口に入るものまで、北海道を体感できます」とのことです。
〈山﨑編集長☆発〉CM撮影の舞台裏(前編)札幌の料亭、小樽の市場…どこか分かる?
おまけ 映像に音を入れました
さて、後日、テレビとラジオのCMの「音入れ」をしました。場所は1988年設立の河野音響さん。ナレーターは立川佳吾さんです。
「温かみある感じ。笑顔はそのまま、つぶやき系で」。なんて指示に、すぐに応じて、ものの30分ほどで終了しました。俳優業もしている立川さんは毎日、喉のために水を2リットル飲むそうで「喉を壊しやすい仲間も、これでみんなよくなってます」とのこと。お試しあれ。
CM&ポスター制作には、「REACTOR(リアクター)」「造形」「カゼソラ」さんたちに関わっていただきました。すてきに仕上げてくださって、ありがとうございます!
(おわり)