「さっぽろテレビ塔ビアガーデン」が、札幌市中央区大通西１のさっぽろテレビ塔下で開かれています。屋外でジンギスカンとビールを味わうことができ、ソムリエが選んだジンギスカンに合うワインを含むワインブッフェもあります。札幌の中心部で北海道の夏の風を感じながら、道産子のソウルフード、ジンギスカンを堪能できます。９月８日（日）まで。
テレビ塔３階のフレンチレストラン「THE GARDEN SAPPORO HOKKAIDO GRILLE」が運営し、同レストランの企画としては２回目。基本の「100分食べ飲み放題」（１人5500円）は、味付きラムジンギスカンと北海道産豚ジンギスカン、北海道産鶏ジンギスカン、モヤシとピーマン、タマネギの野菜盛り合わせが最初に提供されます。その後は、ジンギスカンや野菜をおかわりできるほか、ポークソーセージとライスも食べ放題です。ドリンクはサッポロクラシックやデュワーズハイボール、レモンサワー、カシスのカクテル、ソフトドリンクなどが飲み放題です。
さらに、ワインの飲み放題「ヒルカラワインブッフェ」を付けたプランは１人6600円。樽詰めスパークリングと赤、白ワインに加え、ソムリエがセレクトした「ジンギスカンと絶妙に合うワイン」も飲み放題です。ワインコーナーで、セルフでグラスに注ぎます。
「ジンギスカンと絶妙に合うワイン」は、カリフォルニア・ナパバレーの老舗ワイナリー「BERINGER（ベリンジャー）」の「カリフォルニア カベルネ・ソーヴィニヨン」。渋みを抑えた果実味あふれる味わいで、ベリーの香りとなめらかな口当たりがジンギスカンにぴったりです。
ワインブッフェ付きプランにTボーンラムステーキ２本が付いた120分食べ飲み放題のぜいたくプランは１人8800円です。Tボーンステーキは手のひらほどの大きさで、食べ応え抜群。まず、お肉を立てて、脂身の部分を鍋肌に押しつけ、表面をしっかり焼きます。その後、横にして両面をグリル。表面をしっかり焼いても、中はピンク色。ミディアムレアで食べるのがおすすめです。すりおろした山ワサビが付いてくるので、塩、こしょうで味付けした後、たっぷり付けていただきます。
ワインコーナーの近くには、鉢植えのローズマリーがあります。これを摘んで、ジンギスカンやステーキにのせると、焼いている途中からローズマリーの香りがふんわり。ますますワインが進みます。
味付きシカジンギスカン（200グラム1800円）や牛ホルモン（150グラム1200円）、白老産黒毛和牛サーロインステーキ（200グラム以上4800円）などのほか、ラム生ハム（1000円）や韓国塩キャベツ（600円）などのおつまみもあり、プランに単品で追加することもできます。ワイン飲み放題の「ヒルカラワインブッフェ」だけを１人3850円で単品注文することもできるので、ワインブッフェとアラカルトの料理を楽しむのもいいですね。
約300席。テント席（１人550円）もあり、肌寒い日や雨の日にも安心して楽しめます。
９月８日（日）まで。６月は正午から午後８時半（ラストオーダー８時）、７～９月は午後９時半（同９時）まで。荒天時は休業する場合があります。問い合わせ専用ダイヤルは、090・5222・8387。公式HPはこちら。
苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。１９９６年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で１次産業や政治、行政などを担当しました。２０２３年５月からＴｒｉｐＥａｔ北海道編集長。
