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2024.06.20

From北海道新聞

千歳の宮本さん こだわりの自信作*夫婦の団子 道の駅で大人気*みたらし、ずんだ、あんこ…*10種類、リピーター続出

北海道新聞記事
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「べつばら団子」を販売する宮本弓弦さん、まどかさん夫妻
「べつばら団子」を販売する宮本弓弦さん、まどかさん夫妻

 【千歳】市内の夫妻が道の駅サーモンパーク千歳などで販売している丸餅4個の串団子「べつばら団子」が、和菓子好きを魅了している。あんこやみたらし、ずんだなど10種類があり、餅のやわらかさとおいしさから、4、5月の大型連休中には10回も納品を繰り返したという人気ぶり。リピーターが続出し、交流サイト(SNS)でも高評価の投稿が相次ぐ。

 観光客らでにぎわう6月上旬の道の駅。「べつばら団子」のパックが、飛ぶように売れていく。団子を販売しているのは、千歳出身の宮本弓弦(ゆずる)さん(53)と、まどかさん(45)の夫妻。4月中旬から、道の駅とイオン千歳店内で取り扱う。価格は1パック(2本入り)で400~500円。平日は約200本、土日はその2倍以上が売れるという。

 ゴールデンウイーク期間中(4月27日~5月6日)は、道の駅で販売している商品約千点の売り上げランキングで、「べつばら団子」のみたらし味がトップテン入りした。弓弦さんは「作っても作っても次々と売れていった。何本作ったか覚えていない」と笑う。

 串団子にする餅は本州の業者から仕入れるが、こだわりのやわらかさにするため「『企業秘密』のやり方で一手間加えている」という。

 あんこは、三重県伊勢市の名物菓子のようななめらかさがあるもの、みたらしは甘みのあるしょうゆ味を仕入れている。

「べつばら団子」のみたらし、ずんだ、桜あん(左から)
「べつばら団子」のみたらし、ずんだ、桜あん(左から)

 弓弦さんは2007年から、千歳市内の自宅を拠点に全国の北海道物産展を巡り、昆布や海藻を販売してきた。北九州市出身のまどかさんとは物産展で出会い、18年に結婚した。20年から2年間は、新型コロナウイルス禍で出張がほぼなくなり、仕事を探して行き着いたのが、昔から大好きだった和菓子だった。

 仕入れた餅を使って自分好みの団子を完成させ、事業化したのが22年5月。「千歳アウトレットモール・レラ」などの催事コーナーで期間限定販売を続け、23年7月にレラ内に店を構えた。

 ところが、今年1月、レラの営業終了方針を伝える報道に直面。常連客らから「次はどこで団子が買えるのか」とした問い合わせが殺到し、場所を変えて販売することを決めた。夏に向け、山ワサビ味や韓国料理のトッポギをイメージした甘辛いたれをかけた団子を随時提供していく予定。2人は「いろいろな味を楽しみながら選んで、味わってほしい」と話している。 (柳沼雅貴)

(北海道新聞2024年6月14日掲載) 

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