北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2024.07.07

From北海道新聞

牡蠣ラーメン 厚岸土産の柱に*コンキリエと高島食品が開発*エキスと煮汁が濃縮*「予想以上の売れ行き」

北海道新聞記事
北海道新聞記事
厚岸産カキの風味が味わえる「金の牡蠣ラーメン」
厚岸産カキの風味が味わえる「金の牡蠣ラーメン」

 【厚岸】道の駅厚岸味覚ターミナル・コンキリエと町内のレトルト食品製造高島食品(高島昭一社長)が「金の牡蠣(かき)ラーメン」を共同開発し、発売した。厚岸産カキ2個がトッピングされ、プリプリのカキからしみ出るエキスと、カキの煮汁が濃縮されたスープが「カキの風味をダブルで味わえる」厚岸ならではのインスタントラーメン。売り上げは出足好調で、新たな厚岸土産の柱になりそうだ。

 金の牡蠣ラーメンの売りは、半年間試作を重ねたまろやかな「醤油(しょうゆ)牡蠣エキススープ」。コンキリエの人気プライベートブランド(PB)「金のかき醬油」などを手がけた日本醬油工業(旭川市)に製造を依頼。高島食品から提供されたボイル後に出たカキの煮汁の特長を最大限生かしながら、しょうゆとブレンドし、カキの風味が絶妙に出るように仕上げた。太めの麺と相性もいい。

 煮汁は軽くボイルして真空パックしたトッピングのカキからもパック内ににじみ出て、うまさを引き立たせる。

 厚岸味覚ターミナルの加藤裕之取締役支配人によると、カキを使ったインスタントのラーメンは高コストと加工技術の面からどこにもないという。今回商品化に踏み切ったのは、カキの煮汁からしょうゆを作った実績と「こだわりをもった厚岸らしいラーメンを作りたい」という思いから。

 1袋780円。コンキリエで発売開始になった5月下旬からの約1カ月間で600袋余り、1営業日当たり平均20袋以上が売れ、売上数は土産品約760点中2位に躍り出た。購入客には「カキの味がする」と好評で、リピーターもいるという。加藤支配人は「予想以上の売れ行き。牡蠣ラーメンが厚岸土産の目玉になるように力を入れていきたい」と話す。当面はコンキリエで販売する。(大滝伸介)

(北海道新聞2024年6月29日掲載)

厚岸満載 昭和旅情漂う弁当*具材にカキやツブ、「ポリ茶瓶」もセット*道の駅、43年前の駅弁ヒントに開発
北海道新聞記事
北海道新聞記事

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通西3-6

食と観光

PAGETOP