沖縄の料理や音楽、伝統芸能を楽しめる「沖縄めんそーれフェア」が8月17日(土)から、北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDO内のレストラン「tower eleven foodhall by Nipponham」で始まりました。日本ハムブランドの豚肉や牛肉、ソーセージを使ったソーキそばやチャンプルーなどを提供するほか、沖縄民謡のライブも期間中毎日、開催。北海道にいながら、沖縄を体感できます。22日(木)まで。
レストランを運営する日本ハムが初めて企画。沖縄は、プロ野球北海道日本ハムファイターズの春のキャンプ地でもあり、担当の川崎裕太さんが「沖縄の居酒屋のように、飲んで食べて、歌を聞いて、踊って楽しんでほしい」と発案しました。日本の北と南の端の北海道と沖縄が力を合わせて日本を元気にするプロジェクト「どさんこしまんちゅプロジェクト」(事務局・北海道新聞社)が、琉球民謡や沖縄の伝統芸能エイサーの踊り手を紹介するなどして、開催に協力しています。
提供している沖縄料理は6品。「ソーキそば」(980円)は、沖縄そばの上に日本ハムブランドの豚肉「麦小町」のラフテー風角煮を乗せています。柔らかく煮込まれた角煮は、トロトロの脂の甘みと、赤身部分の肉のうまみがしっかり感じられ、あっさりした沖縄そばによく合います。甘辛く味付けした角煮をご飯の上にたっぷりと乗せた「ラフテー風角煮丼」(1280円)はボリュームたっぷり。豚肉のうまみと甘辛さでご飯が進みます。さすが、肉専門の日本ハムの手による一皿です。
「Meatfulチャンプルー」(850円)は、ゴーヤと豆腐、卵とゴーヤチャンプルーの定番の具材に、スパムの代わりに豚肉の麦小町と日本ハムのシャウエッセンをカットして入れています。ゴーヤの苦みと豚肉のうまみ、シャウエッセンのパリッとした食感とジューシーさがぴったりです。ボリュームもたっぷりで、何人かでシェアすると良さそう。「tacoドッグ」(950円)はタコスをイメージした味付けで、パンにはさんでいるソーセージは、もちろんシャウエッセン。その上にかけられているタコミートにも麦小町を使っています。
「1ポンドステーキ」(4980円)は日本ハムブランドの牛肉「大麦牛ANGUS(アンガス)」を焼き上げたお肉やさん自慢の一品。デザートには沖縄の代表的な揚げ菓子「サーターアンダギー」(650円)も用意しています。
ドリンクはオリオンビール(350ミリリットル缶580円)やオリオンビールの酎ハイブランド「WATTA」のシークヮーサーサワー(650円)、泡盛(ロック、水割り、ソーダ割り各600円)のほか、ソフトドリンクのシークヮーサージュース(400円)もそろえています。
ソーキそばとサーターアンダギーを食べていた札幌市の40代女性は「来春、日本ハムファイターズの春キャンプを見に沖縄に行こうと思っていて、予習のつもりで食べてみました。おいしかったので、現地でもぜひ食べたい」と笑顔を見せていました。
店内には、オリオンビールのちょうちんが飾られ、テーブルクロスも南国風の柄にチェンジ。スタッフもかりゆし風のシャツを着て、南国ムードを盛り上げています。
店内にはミニステージも設置。毎日午後5時半からと、午後7時からの2回、大阪を拠点に活動する沖縄民謡歌手のハイビスカスりえさんのライブが開かれます。ハイビスカスさんは琉球民謡コンクールで最高賞受賞の経験もあり、三線を弾きながら、琉球民謡などを披露します。
17日(土)と18日(日)、20日(火)には、午後6時からと午後7時半から、創作エイサー団体の「琉球國祭り太鼓」の札幌支部のメンバーがエイサーをベースにしたダイナミックな演舞を披露します。ステージはいずれも定員80人。
同店の営業時間は午前11時から午後9時まで(ラストオーダー8時)。エスコンフィールドHOKKAIDOは、試合のない日は入場無料です。