【津別】官民出資の北海道つべつまちづくり株式会社(竹俣信行社長)は、休止中だった町共和のレストラン「CAFE & DELI Luka(カフェ・アンド・デリ・ルカ)」を再オープンさせた。町内で生産される唯一の米「あっぱれ米」をメインに、肉または魚、サラダを盛り付けたワンプレート料理6種類を提供。ご飯が進むおかずとともに、津別自慢のおいしい米を味わえるとあって人気を呼びそうだ。
同店は2020年6月、地場野菜が売りのレストランとして開業したが、コロナ禍や調理スタッフ不足などにより半年で休業。しかし、木々や畑に囲まれた絶好の立地を生かしたい、との声が根強く、同社は再オープンを模索。今春から同社取締役の立川彰さん=道東テレビ代表=が中心となってコンセプトや新メニューを煮詰め、7月29日に再開にこぎつけた。
店舗は国道240号沿いにある木造平屋建てで、黄色い壁にとんがり屋根の洋風建築。メニューは《1》油淋鶏(ユーリンチー)《2》チキンステーキとサルサ《3》チキンステーキとトマトチーズ《4》ローストポークと赤ワインソース《5》ジンギスカン《6》常呂産サクラマスとアボカド―で、いずれもおかず、ご飯、サラダが一枚の皿に盛られる。いずれも1100円。コーヒーや自家製プリンなどサイドメニューもある。
テイクアウトも可能。同店はつべつ木材工芸館「キノス」に隣接して公園やキャンプ場にも近く「外の木陰で夏を楽しみながら食事するのもおすすめ」(立川さん)といい、レジャーシートを無料で貸し出す。営業時間は午前11時~午後3時30分(ラストオーダーは午後3時)で毎週火、水曜定休。(青山秀行)
(北海道新聞2022年8月6日掲載)