開業50周年を迎えた函館国際ホテル(大手町)は、木村史能総料理長が宿泊客をはこだて自由市場に案内し、夕食の食材を一緒に調達するなどの企画を盛り込んだ豪華プランの販売を始めた。料金は1泊2日、2人で50万円。
同ホテルは1972年に開業。「デラックス50周年プラン」と題し、夕食は同ホテルの鉄板焼きレストランを貸し切り、道産の希少ワインを提供する。朝食はルームサービスで職人がすしを握る。
総料理長と市場を訪れるほか、オプションとして市電の貸し切り、地元在住の画家が宿泊した2人をモデルとして入れた函館の風景画などオリジナルの作品を制作し、プレゼントする。50万円の料金設定は50周年に合わせた。同ホテルは「新型コロナウイルス下で旅行を控えていた方も多い。結婚記念日や両親へのプレゼントなどに利用してほしい」としている。問い合わせは同ホテル(電)0138・23・5151へ。(芝垣なの香)
(北海道新聞2022年4月24日掲載)