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2024.09.06

「2024さっぽろオータムフェスト」開幕!北海道の秋を味わう~9/29まで札幌大通公園で

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

10丁目のシェフズキッチンで提供される料理。ペアリングワインもあります

 道内の秋の味覚を楽しむ「2024さっぽろオータムフェスト」が9月6日(金)、札幌大通公園で開幕しました。秋晴れの下、午前中から大勢の市民や観光客らが北海道の味を求めて訪れています。TripEat北海道の編集部メンバーも会場に行き、北海道の秋の味覚を楽しみました。初日の様子をお伝えします。オータムフェストは9月29日(日)までの開催。各会場とも午前10時から午後8時半まで(ラストオーダー8時)。

昨年は238万人来場!秋の訪れを告げる人気イベント

各会場に、屋根付きや屋外の飲食スペースがあり、どこも大勢の人でにぎわっています

 札幌観光協会や北海道新聞社などでつくる実行委の主催。2008年から開かれており、20、21の両年は新型コロナの影響でオンライン開催となり、22年に再開。23年は前年比1.5倍、過去最高の238万人が来場し、札幌に秋の訪れを告げる人気イベントとして定着しています。今年の会場は4丁目から8丁目、10丁目、11丁目です。

【4丁目会場】北海道を代表する味覚を27店が提供

カラフルなドリンクを手に、あちこちに乾杯の輪ができています

 4丁目会場は、各会場のインフォメーションの役割を担い、札幌を代表する観光地の定山渓や狸小路、すすきのといったスポットの情報も発信する「オータムIN4(インフォ)街道」となっています。開幕から30分余り、あちこちでさっそく乾杯する人たちの姿がありました。若者4人のグループは、ビールや色鮮やかなカクテルでグラスを合わせていました。ピンクグレープフルーツジントニック(650円)やミックスベリーハイボール(同)、ピーチジントニック(同)など、フルーツ入りのカラフルなドリンクもそろえています。

3色のジャガイモが楽しいじゃがバタチーズソース掛け
ザンギ串や肉巻き棒などが山積みに

 ザンギやラーメン、新鮮な海鮮、スイーツなど北海道を代表する味覚のブース27店が並びます。「ルンゴカーニバル」はジャガイモやツブ、ホタテなど北海道らしい食材を使った料理を提供。黄色、紫色、紅色の3色のジャガイモの「じゃがバタチーズソース掛け」(600円)が色鮮やかで、食欲をそそります。「グルメスター」では、北海道名物の大ぶりザンギを串に刺した「丘珠ザンギ串」(800円)や望来豚フランク(700円)、ご飯の肉巻き「丘珠肉巻き棒」(800円)など、ボリューム満点のメニューが並びます。

海鮮焼きソバのソースのいい香りに吸い寄せられます

 「一鮮万漁」では、エビやイカ、ホタテ、ホッキ入りの「海鮮焼きソバ」(1000円)がジュウジュウと音を立ててソースのいい香りを漂わせていました。

【5丁目会場】道産小麦グルメ&ラーメン・カレーの競演

小麦を使ったフードがそろう5丁目のBAKU BAKU PARK

 5丁目会場は「北海道 BAKU BAKU PARK」として、安全・安心な北海道産の小麦を使ったおすすめグルメが並ぶほか、「HOKKAIDOラーメン祭り」や「札幌カリーキングダム」を展開しています。「麦かおるグルメゾーン」には、餃子やピザ、パスタ、たこ焼きなどがずらりと並んでいます。

ジャズメンの名前を冠したパンが並ぶチェットベーカリー
いろいろな種類のスコーンがそろうlayer

 「Daily Bread&Sweets Market」では期間中、日替わりで道内各地の人気ベーカリーが出店し、ベーグルやスコーン、パイ、ケーキなどを販売しています。初日はスコーンの「layer」と「マルヤマベーカリーshian」、「チェットベーカリーおもや」が出店。

 チェットベーカリーはジャズトランペッター・チェット・ベイカーをもじった命名で、パンもそれぞれ、ジャズメンの名を関しています。例えば、チーズ入りのフランクドッグは「フランク・シナトラ」(550円)、クリームチーズあんぱんは「レイ・ブライアンコ」(300円)、塩パンは「ジョン・ソルトレーン」(300円)などで、おもわずクスリと笑ってしまいます。

 layerはプレーン(300円)のほか、「チェダーオニオンスコーン」(400円)、「アールグレイスコーン」(350円)など、しょっぱい食事系から甘いおやつ系まで、さまざまなスコーンを扱っています。

麺およばれの鶏白湯のラーメン
らぁめん鐵灯の麦味噌のラーメン

 ラーメン祭りは、第1期(9月6~12日)、第2期(13~19日)、第3期(20~29日)に各5店が出店。各店とも1杯900円で提供しています。「麺およばれ」の「濃厚鶏白湯しおらーめん」はコラーゲンたっぷりな鶏白湯スープに、おろしショウガがトッピングされています。「らぁめん鐵灯(てっとう)」の「絶品!麦味噌スープの室蘭ラブ麺」には、トロトロの大きなチャーシューがのり、麦味噌のスープが濃厚な香りです。

違う店のカレーをあいがけできるカレーのセット

 カリーキングダムは、1日に4店のスパイスカレー店が日替わりで出店し、カレー3種セット(1600円)と2種セット(1300円)で味わえます。初日は「北18条クロック+G」が「北海道産チキンと真珠の玉ねぎカレー」を、「蕎麦さとやま」が「その場で調合・クラフトスパイス香る道産野菜出汁の秋風カレー」を、「「CURRY&SPICE YPIP CCC」が「バジル香るジェノベーゼソースと北海道産モッツァレラチーズのサグカレー」を、「E-itou Curry」が「香る完熟トマトチェティナードチキンカレー」を提供していました。それぞれ単体で食べてもよし、違うお店のカレーを「あいがけ」してもよし。出店は毎日変わり、同じ組み合わせはないので、毎日来ても違ったコラボを楽しめます。

【6丁目会場】ステージ囲む多彩なフード&パフェも

野外ステージの音楽などと一緒に食を楽しめる6丁目の奏デリシャス

 6丁目会場は「食と音楽 奏デリシャス!」。野外ステージで展開される、北海道文化放送(UHB)プロデュースのステージコンテンツとともに、北海道産食材を活かしたグルメを楽しめます。

大きなホタテもスタンバイ
ラムチョップの脂で炎が上がります

 「島の人」では、ホタテやツブ、ウニなど新鮮な海産物を提供。貝殻の直径が15センチほどもある「ジャンボ炙りホタテバター醤油仕立て」(950円)は、貝殻の直径が15センチほどもある3年もの。「殻付き焼きムラサキウニ」(1500円)や「殻付き焼きつぶ貝」(650円)は礼文島産です。

 「薄野味噌に骨×なまらグルメ」では、炎を盛大な煙と炎を上げて、自家製の「ラムつくね」(2本550円)や「ラムチョップ」(880円)をグリルしていました。おいしそうなにおいにつられて、足を止める人がたくさんいます。

とうきびモンブランパフェを手にする山口さん

 北区新琴似に店を構える「パティスリー・リーモ」は昨年のオータムフェストに初出店し、てっぺんにトッピングしたイチゴ以外は真っ白の「スノーモンブラン」が売り上げナンバー1となったという伝説のお店です。今年は、北海道のグルメやお出かけ情報、ファッションなどをテーマにしたウェブサイト「SASARU HOKKAIDO」とコラボし、編集長の山口英里子さんと考案した新作パフェを出品しています。

 そのパフェは「北海道とうきびモンブランパフェ」(1150円)。モンブランをつくる機械でしぼり出した極細のトウキビクリームで覆われ、ポップコーンやトウキビの形のマドレーヌをトッピング。素朴な味わいのトウキビクリームとまろやかなソフトクリームを食べ進めると、中には甘塩っぱい黒蜜醤油が入っており、大通公園名物の焼きトウキビを思わせます。さらに、底にはサクサクの焼きメレンゲが隠れています。甘い、しょっぱい、なめらか、サクサクが交互にやってきて、飽きずに食べられます。山口さんは「札幌生まれ、札幌育ちの私にとって、大通公園とトウキビは札幌を代表する味。縦横比が16対4になるようにして、『SNS映え』も意識しています」とすすめています。

【7丁目会場】ワイン、ビール、日本酒…アルコール類充実

ワインやビール、日本酒などのお酒と、それに合うフードがそろう7丁目会場

 7丁目会場は「大通公園7丁目BAR」と銘打ち、北海道産ワインとシードル、日本酒、焼酎、クラフトビールなどアルコール類を充実させています。ワインとシードルは期間中3期に分けて出品を入れ替え、計120銘柄以上がそろいます。このほか、北海道のワイン生産者が日替わりで常駐し、自慢のワインを直接提供しています。日本酒と焼酎はも3期に分け、50種類以上のラインナップ。クラフトビールは2期に分け、計30種類以上が集まっています。

 それぞれのお酒に合うフードも勢ぞろい。TripEat北海道編集部のメンバーがランチ代わりに続々合流し、それぞれ好きなものを購入して集まりました。

北海道のワインやビールで乾杯

 お酒を飲める人は、アルコールで乾杯。「ニセコ浪花亭」の「五四○じゃがバター」(600円)は雪室で540日間寝かせて糖度を上げた俱知安町産のジャガイモにバターをトッピング。イモの甘さとバターのまろやかさが絶妙。札幌で食べられる機会はなかなかないので、おすすめです。「牛たん鈴の屋」の「ホルモン焼きそば」(800円)はもちもちしためんにソースがからみ、一段高級なお祭りの焼きそば。見た目ほど味は濃くなく、ランチにもおつまみにもなります。「PIZZERIA DEL CAPITANO」の「ピッツァマルゲリータ」(900円)は、折りたたんで、ワンハンドで食べられるようになっています。まろやかなチーズとバジル、トマトソースのシンプルな味で、生地のもちもち感もおいしい。

マニータイのカオマンガイ
「辛い」がおいしいヤムウンセン

 タイ料理の「マニータイ」からは、タイ風春雨のサラダ「ヤムウンセン」(1000円)とタイ風チキンライス「カオマンガイ」(1300円)をテイクアウト。ヤムウンセンは、ナンプラーが香るしっかりめの辛さで、みんな「辛い、辛い」と言いながら、つい手が出るおいしさ。カオマンガイはパラパラの長粒米に鶏肉のうまみがしみ込み、ランチにもぴったりですが、重くないのでお酒のお供にも良さそうです。

ヒレステーキ×ローストビーフ(右)と塩コロジンギスカン

 「金獅子精肉店」の「北海道産牛ヒレステーキ×ローストビーフ切り落とし・ハーフセット」(1800円)は肉質が柔らかく、ステーキはニンニクがきいており、ローストビーフには添えられた山ワサビがぴったり。「あづま成吉思汗本舗」の「塩コロジンギスカン・大」(1200円)も、柔らかくて筋張ったところがなく、時々付いている脂身からはラムのうまみがじゅわーっと出てきます。

 オホーツクビールのオホーツクエール(900円)や雪川醸造のスノーリバーシャルドネHachi(1000円)、肉に合うと勧められたというおとべワインのヤマソービニヨン(700円)など、思い思いに楽しみました。私が選んだ山崎ワイナリーのソービニヨンブラン フォレスト(800円)は、すっきりした飲み口で、食事にもぴったりでした。

【8丁目会場】市町村・団体の「わがマチ自慢」のグルメずらり

道内の市町村や団体が出店している8丁目の北海道市場

 8丁目会場は「さっぽろ大通北海道市場」と名付け、道内の市町村、団体の約80ブースが出店しています。通期で出店する21店のほか、第1期(6~10日)、第2期(13~17日)、第3期(20~24日)、第4期(26~29日)にそれぞれ23~25店が入れ替えとなります。

せたな町の活ほたて焼き
奥尻町の焼きうにめし

 せたな町のブースでは、「活ほたて焼き」(2枚700円)や「青ツブ焼き」(2個600円)、ムラサキウニを使った「うにごはん」(1000円)などを出品。ホタテは3年貝で、大きな貝柱がごろんと2個入りで、100円プラスでバターものせてもらえます。

 奥尻町のブースは、思わず「ぜいたく!」と声が出ました。「焼きうにめし」(1500円)には、焼きおにぎりの上にたっぷりのウニ、「焼きほたてめし」(1000円)には、あぶったホタテの貝柱がゴロゴロと4個ほど、「焼きうに」(1500円)も折りの上にこんもりと盛られています。これは日本酒が進みます。

美唄市の美唄焼き鳥
北広島市のエーデルワイスファームのベーコン串(手前)とソーセージ

 美唄市のブースでは、鶏のいろいろな部位を1本の串に刺した美唄名物の美唄焼き鳥がもくもくと煙を上げています。1本250円、4本900円、8本1700円。ちょっと強めの塩味で、ビールが進みますよね。

 北広島市のブースでは、エーデルワイスファームのフランクソーセージ(600円)やベーコン串(同)などがおいしそうな匂いを漂わせています。同ファームの「薪・炭火仕上げベーコン」は、シェフやソムリエらが世界中の食品・飲料の味を評価する国際味覚審査機構のコンテストで2020年から3年連続で最高評価の三つ星を受賞しています。

【10丁目会場】牛・豚・鶏・羊・鴨…道産の肉料理を存分に

肉好きにはたまらない10丁目のお肉じゅっ丁目

 10丁目会場は「産地とあなたをつなぐ お肉じゅっ丁目」。牛、豚、鶏、羊、鴨など、24店の北海道産のお肉料理がたっぷり並んでいます。

こんにちWAGYUのメンチカツ
焼肉みなほっのカキのせ肉寿司

 小樽の「こんにちWAGYU」は、北海道産の和牛と豚肉の「伝説のメンチカツ」(600円)が看板商品。余市の「麦豚」と十勝和牛を3対7の割合で混ぜ、ザクッとカラッと揚げています。肉汁たっぷりで、ハンバーグのようなメンチカツは、昨年のオータムでは、期間中に1万2000個を売り上げた超人気商品。本店は、小樽市の栄町通の「タケダのザンギ」が本店です。

 「焼肉みなほっ」では、肉寿司が人気。同店は木古内町の大釜谷内藤牧場のブランド牛「しんきん牛」を丸ごと一頭買い上げており、サシと赤身のバランスの良さや脂のうまみが自慢。肉寿司のあぶったしんきん牛の上には、知内産のカキがのせられ、山の幸と海の幸の最強コラボです。

知床牛のバーガー(左)と黒毛和牛のチーズバーガー
蝦夷羊のラムチョップ

 「知床牛ROASTBEEF TRUFFLESAVCE BURGER」では、迫力満点のわんぱくなハンバーガーを販売。「知床牛ローストビーフバーガー」(2500円)や「北海道黒毛和牛プレミアムダブチバーガー」(2300円)には、お肉がこれでもかとたっぷり入っています。

 「囲炉裏ジンギスカン蝦夷羊」は札幌中央区に本店のあるジンギスカン店。タマネギやピーマンと炒め合わせた「ジンギスカン」(1200円)のほか、大ぶりの「究極のラムチョップ」(1500円)やタレに漬け込んだ「ラムザンギ」(4個800円)など、ラム肉を知り尽くしたジンギスカン店ならではの品ぞろえです。

ニトリのキャンプ用品でくつろぐことのできるコーナー
大通公園でキャンプ気分を味わえます

 会場には家具製造販売大手のニトリのアウトドアグッズでくつろげる「街ナカアウトドア」のコーナーも開設。ニトリのバタフライチェアやアウトドア用テーブルなどが配置されているほか、ニトリのキッズ・ベビー用品をそろえたコーナーもあり、子ども連れでも安心して楽しめます。

 札幌や石狩の産地直送の野菜を販売する「ファーマーズマーケット」も設置され、お肉だけでなく新鮮な野菜も入手できます。

【11丁目会場】有名店のシェフが日替わり出店 ドイツの本場の味も

シェフズキッチンの「オステリア エスト エスト エスト」の料理

 11丁目会場は「PRECIOUS TABLE」と名付けたちょっとぜいたくな空間。北海道内の有名店のシェフ14人が日替わりで腕を振るう「シェフズキッチン」がメーンです。初日は札幌のイタリアン「オステリア エスト エスト エスト」の宮下シェフです。

3品を盛り合わせた秋の恵み盛り合わせ

 「北海道秋の恵み盛り合わせ」(1600円)は、3品付き。「湧別産帆立と道産北あかりのニョッキ、ジェノベーゼ」は、バジルの香り高い一品。ニョッキはもっちり食感のものと、柔らかめのものと2種類あり、ホタテのうまみがたっぷりです。「滝川産鴨のパイ包み とかちマッシュのペースト トリュフ風味」は、パテ状にした鴨肉のこってり感とトリュフとマッシュルームの香りのソースがぴったり。「手稲山口 松森農園みやこ南瓜のパンナコッタ」はなめらかな舌触りで、カボチャの優しい甘みと、ミルクのクリーミー感が感じられます。

 ワインはグラスで購入でき、好みのものを購入してもいいのですが、それぞれの料理にペアリングもしてくれます。今回は、この盛り合わせにペアリングした「ドメーヌアルビオーズ」(仁木町)の「サウナクイーン23」(800円)と「ランセッカ」(余市町)の「早花咲月(さはなさづき)」(800円)、イタリアの「カーサベルフィ」の「ナトゥラメンテ フリッツァンテNV」(900円)を購入しました。

北島ワインポークをはさんだパニーノ

 「余市北島ワインポークのポルケッタと大空町女満別産きたロッソのスパイス煮 トムトイのクルミパンのパニーノ」は、豚肉の脂のおいしさにびっくり。しっかり脂身が付いているのにくどさはなく、豚肉のジューシーさや甘さをしっかり感じます。赤インゲン豆の「きたロッソ」のホクホク感やクルミの香ばしさ、スパイスの香りなど、一口ごとにいろいろな食感や香りが楽しめます。

本場ドイツの樽生ビールとぐるぐる巻かれたソーセージ

 札幌の姉妹都市、ドイツ・ミュンヘンのブース「ミュンヘングルメガーデン」も出店しています。こちらからは、本場ドイツの樽生ビール「カーメリテンピルス」(1100円)と90センチのソーセージをぐるぐる巻いた「ブラートヴルストシュネッケ」を調達します。ザワークラウトが添えられたソーセージは、皮はパリッ、中はジューシーで、食べやすい味わい。マスタードをたっぷりめに付けると、よりおいしくいただけます。

今年初めて登場したプレシャスドリンクバー。ちょっといいお酒を飲めます

 今年初登場の「プレシャスドリンクバー」では、ちょっと高級なお酒を取り扱っています。厚岸蒸溜所のブレンデッドウイスキー「雨水」はショットで2000円、シングルモルト「立春」はショットで3300円。モエのシャンドンブリュット アンペリアルやヴーヴグリコ イエローブリュットもあり、各ボトル1万5000円です。

 高価格でちょっとひいてしまった人もご安心。サッポロビールの「SORACHI1984」の樽生(グラス800円)や、酒蔵でしか飲めなかった絞りたてを専用サーバーで提供する日本酒「三千櫻 KEG DRAFT 普通種R暮らす おりがらみ」(グラス800円)、「上川大雪 KEG DRAFT 60」(同1000円)など、比較的お手頃のお酒もあります。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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