北海道では、各地のコミュニティーFMのパーソナリティーさんが日々、地域に密着した話題と楽しいトークでリスナーを楽しませてくれています。そんな〝地域の達人〟に、とっておきのスポットをリレー形式で紹介してもらいます。3回目は、異国情緒溢れる観光都市・函館のFMいるかパーソナリティーの安川智巨(ともきよ)さんです!
目次
洗練された麺とスープをシンプルに楽しむ @中華そば まんまるてい
身体に染み入るようなやさしい味にほっとするラーメンです。道産小麦100%の特注麺はストレートの細麺。地鶏と豚肉だけでとった動物系スープと、昆布やかつお節などでとった和風だしを合わせたあっさり和風スープが特徴です。「しょうゆ」「しお」「みそ」「つけめん」「しょうゆ別味」などのメニューがありますが、化学調味料が入っていない澄んだスープのため、どれも全て飲み干してしまいます。
「まるとく」メニューは、通常の具材に味付け玉子1つと、割烹料理のような味の染みているチャーシューが1枚プラスされていてお得。麺が半分くらいになったところで、別皿の刻み昆布を入れて「味変」すると、さらにうま味が深化し、雑味がなく本格和食テイストに。ラーメンの奥深さを感じてください。
こってり系が苦手な方にもオススメですが、「ラーメンかそばか」と迷っている時や、軽く食べたい時などにも程よいあんばいです。
駐車の際は、奥にアパートがあるため歩道に寄せてください。手間取っていると物腰の柔らかい店主さんが出てきて教えてくれます。
▽住所/函館市花園町20-25 |
▽営業時間/午前11時~午後5時 |
▽定休日/水曜(祝日の場合は翌日) |
▽TEL/0138・54・1290 |
▽駐車場/有 |
大門ジャズ、大門カレー、大門ザンギ @Jazz spot Leaf
1996年に函館市本町でオープン。2011年に大門京極通りへ移転後、18年10月から現在の大門仲通り路地裏で店を構えています。JR函館駅前の大門地区でジャズをじっくりと聴くことができる数少ない隠れ家的なお店です。
昼は喫茶、夜はバーとして営業し、建物やインテリアも昭和な雰囲気で、映画の中にタイムスリップした気分になれます。レコードのほか、奥には存在感のあるコントラバスやピアノも置かれ、音楽好きにはたまらない空間になっています。
JBLのスピーカーから流れるジャズをBGMに食べるランチは贅沢なひととき。細かく切った野菜たっぷりのカレーは500円!クセになる辛さです。懐かしのナポリタンやスパイシーなカレースパゲティは何度もリピートしたくなります。
常連客らが「大門ザンギ」と呼ぶ唐揚げプレート、マスターの手作りピザなどお酒に合うメニューも用意しています。函館西部地区観光をする前に、昼飲みするのも格別。定期的に店内でプロミュージシャンによるライブも開催しており、店内の壁にはサインも多数飾られています。
▽住所/函館市松風町7-6(津軽屋食堂さん裏) |
▽営業時間/午前11時30分~午後10時 |
▽定休日/日、月曜 |
▽TEL/0138・27・4122 |
▽駐車場/3台(少し離れているのでお店にご確認ください) |
▽HP/https://hakodatejazzleaf.wixsite.com/leaf-hp |
〝地域の達人〟おすすめ!小樽のとっておきスポット5選~地域FM発②
開港都市のパン文化 街のパン屋さん @パン エスポワール&どんぐり
19世紀中頃に国際貿易港として開港し、西洋文化に親しんできた函館は、古くから洋食やパン文化が根付き、パン好きな人が多い街です。「おいしいパンをたくさんの人に届けたい」との想いから、函館エスポワールが1号店を開店したのが2001年。以来、幅広いパンを販売し、年代を問わずファンが増えています。
同社は現在、函館市内にさまざまなコンセプトの計4店舗を展開しています。その中でもぜひ行っていただきたいのが、2020年4月にJR五稜郭駅の向かいに誕生した札幌のベーカリーショップ「どんぐり」とのコラボ店です。大きなパン屋さんで、“ちくわパン”など、どんぐり自慢の総菜パンも買うことができます。
もちろん、やさしい甘さのクロワッサンなどエスポワールの人気商品も勢ぞろい。バリエーション豊富で、時々の「オススメ」や「新商品」などはポップでわかりやすく表示されています。
店内に入ると左側にずらりとパンが並び、右側はイートインコーナーになっています。オシャレなカフェの雰囲気で、ランチ利用にもいいですよ。
▽住所/函館市亀田本町46-8 |
▽営業時間/午前8時~午後7時 |
▽定休日/不定休 |
▽TEL/0138・85・6338 |
▽駐車場/有 |
このほか函館市内に戸倉店、的場店、シエスタ店あり |
▽HP/https://pan-espoir.com/ |
遊び方は自由自在の憩いスポット @函館公園こどものくに
歴史あるレトロな遊園地です。飛行機、観覧車、メリーゴーラウンド、おばけ屋敷など、子どもが安心して楽しめる10種類以上の遊具があり、どれでも1回300円で利用できます。小型乗り物ゲームコーナーもあり、のんびりとした雰囲気で過ごせます。
各メディアにも取り上げられているのが、ゴンドラ8基が付いた直径10メートルの「観覧車」です。1950年誕生で、現存する日本最古の観覧車といわれ、国の登録有形文化財にも登録されています。函館の歴史を知ってもらうため、小中学校の修学旅行生は無料で乗ることができます。
そして、今年のイチオシ遊具は「アポロ2000」です。誕生から20年以上が経過し、これまでの海賊船から宇宙船をイメージしたかわいらしいデザインに生まれ変わりました。スリルがあって今まで「怖い」と思っていた子も、今年からはチャレンジできるかもしれません。
ほかにも公園内には、ポニーやヤギなどがいる動物園(無料)もあり、家族連れで親子2代、3代にわたって、お花見、ピクニック、起伏のある園路の散策、と楽しめ、童心に帰ってのんびり過ごせるスポットです。
▽住所/函館市青柳町17-4 |
▽営業時間/平日:午前11時~午後5時、土日祝、GWや夏休みなどの長期休み中は午前 10時から営業 |
▽定休日:天候不順時(11月中旬から3月中旬は冬季休園) |
▽TEL/0138・22・5039 |
▽駐車場/有(GW期間中は臨時駐車場もあり) |
▽HP/https://kodomonokuni.sakuraweb.com/ |
恵庭〝体験〟を楽しむ「地域の達人」おすすめスポット5選~地域FM発④
2つの浴場と2つの源泉 @花園温泉
1964年開湯。早朝から営業しており、函館の朝風呂文化を楽しむことができます。ゆったりしたスペースに、露天風呂、ジェットバス、寝湯、サウナ、水風呂などが設置され、地元の常連さんも多く訪れる温泉です。水風呂は流しっぱなしの井戸水で、ハイレベルなサウナーにも人気です。中温湯と高温湯がありますが、中温でも十分に熱いレベルです。
本館と新館があり、それぞれ泉質が異なります。昨年のリニューアル工事で、本館は「パワーストーンの湯」、新館は「ナトリウムカルシウム塩化物泉」の湯となりました。どちらもかけ流しで保温効果が高くポカポカ感が続き、湯冷めしにくいお湯です。
男湯は各館ごとに入浴料(大人440円)がかかりますが、実は、女湯は新館と本館がつながっていて1回分の料金で両方に入浴でき、非常にお得になっています。
併設の「パーラー花車」は、各温泉からも往来できます。正統派のパーラーメニューで、カレー、スパゲティ、ラーメン、定食など幅広いラインナップが人気ですが、温泉とサウナで“ととのった“後に食べるパフェが、また極上です。
▽住所/函館市花園町40-34 |
▽営業時間/新館:午前6時~午後9時、本館:午前11時~午後11時、パーラー花車:午後3時~午後10時(日・祝日は正午から営業) |
▽定休日/月曜 |
▽TEL/0138・51・1310 |
▽駐車場/有 |
紹介者:FMいるかパーソナリティー 安川智巨さん
<FMいるか>80.7Mhz。1992年12月24日、コミュニティーFMの国内第1号として開局。津軽海峡に生息する海の人気者イルカのように、市民に愛されコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。函館山ロープウェイ山麓駅横のオープンスタジオから生放送。YouTubeチャンネルの登録者数は1万人を超え、生配信ほか各コンテンツ企画も多数。
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