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2024.09.30

From北海道新聞

〈マチのこだわり味自慢〉カドウフーズ=函館市*優しい甘み カボチャプリン

北海道新聞記事
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カボチャを二度裏ごしし滑らかな口あたりと自然な甘みが特長の「カボチャの雪んこプリン」
カボチャを二度裏ごしし滑らかな口あたりと自然な甘みが特長の「カボチャの雪んこプリン」

 形がいびつなどの理由で市場に流通しない規格外のカボチャを使用した口当たり滑らかなプリン。函館市の食品製造業カドウフーズの「カボチャの雪んこプリン」(6個入り5940円、送料込み)はカボチャの自然な甘みと香りを引き出した優しい味わいの一品だ。

 こだわりは絹豆腐のような口当たり。濃厚で美味しく軽い食感を表現するため、二度の裏ごしでカボチャの繊維のざらつきや粒々とした感触を減らした。2022年10月に発売。道南の優れた土産物を選ぶ、今年の「函館圏優良土産品推奨会」(実行委主催)で最高賞を受賞した。

 カボチャは、ほくほくとした食感が特徴の檜山管内厚沢部町産の「雪化粧」を使用。秋に収穫後3カ月以上自社のレンガ倉庫で越冬、熟成し甘みを凝縮させた。

「カボチャの雪んこプリン」などを販売する、カドウフーズ本社にあるキッチンカー
「カボチャの雪んこプリン」などを販売する、カドウフーズ本社にあるキッチンカー

 カボチャの裏ごしは一度目は網と木べらを使った手作業。生地を焼いて水分を飛ばし、二度目はプロセッサーでペースト状にする。仕上げに載せた生クリームは固めの八分立て。90日間の冷凍保存ができる。

 嘉堂聖也社長(46)は「濃縮されたカボチャの風味が感じられるとともに、軽い食感になるよう仕上げた。愛される函館のお菓子に育ってほしい」と話す。

 同社は規格外のサツマイモを使った大福も製造。規格外野菜を使った菓子製造により、農家の出荷先確保や食品ロス削減を図る考えだ。規格外野菜を使った地元の子供たちの食育や、高校生の商品開発にも協力している。

 注文はオンラインか電話で。同社本社敷地内の直売キッチンカーや物産展でも販売する。  (函館報道部 星茉莉枝)

▼所在地 函館市追分町1の 25
0138・62・6077・62・6077
▼営業時間(本社ガレージ店)平日午前9時~午後5時、日曜祝日午前11時~午後5時
▼取り寄せ 嘉福堂キッチンAmazon店(https://www.amazon.co.jp/kafukudokitchen)などのネット注文か電話で受け付ける
▼定休日 年末年始。臨時休業あり
▼交通アクセス JR五稜郭駅から徒歩5分
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