札幌市中央区の市円山動物園内のオフィシャルショップで販売している「アニマルご祝儀袋」が人気だ。飾りひもの水引でホッキョクグマなどの顔をあしらい、交流サイト(SNS)でも「かわいい」と話題でコロナ禍に苦しむ同園のPRに一役買っている。今秋に第2弾を予定している。
ご祝儀袋は、東京の委託業者が運営する同ショップが、動物園70周年を記念して昨年3月に発売。ホッキョクグマとレッサーパンダ、シンリンオオカミの計3種類で、都内で水引作品の製造・販売を行う「水引工作所」が制作している。動物の顔を立体的に編み上げ、色合いにもこだわった。
当初から好調だったが、今年7月にSNSで再び話題となり、1カ月で100個近くが売れた。現在は売り切れているが、今月末には再入荷する予定。担当者は「動物園に来てもらうきっかけになれば」と話す。
いずれも1500円で、メール(maruyama-zooshop@kids-p.co.jp)でも予約を受け付ける。問い合わせは同ショップ、電話011・622・0665へ。
第2弾のご祝儀袋は、ユキヒョウ、モモンガ、シマエナガの3種類を予定している。 (長峯亮)
(北海道新聞2022年8月17日掲載)