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待ちに待った３年ぶりの開催
札幌の人気スイーツが一堂に集まる「スイーツガーデンＳＡＰＰＯＲＯ２０２２」が１８日（木）から２１日（日）までの日程で、札幌市中央区の北３条広場「アカプラ」（北２条西４丁目～北３条西４丁目）で始まりました。実に３年ぶりの開催です。スイーツが大集合するイベントということで、ＴｒｉｐＥａｔ北海道編集部が総力を挙げて食べてきましたので、ご報告します。
スイーツガーデンＳＡＰＰＯＲＯ、略して「ＳＧＳ」は、ＪＡグループ北海道が推進する砂糖の消費拡大・イメージアップに取り組む「天下糖一（とういつ）プロジェクト」とスイーツ王国さっぽろ推進協議会がコラボして開催するものです。
開催時間は４日間とも午前１１時から午後７時で入場無料。初日には開場前に１００人ほどが列を作っていました。
会場限定スイーツが２４種類
来場者の多くのお目当ては、会場限定の「天下糖一スイーツ」です。１５店が工夫を凝らしたスイーツ２４種類を「天下糖一プロジェクト×ＳＡＰＰＯＲＯ ＳＷＥＥＴＳ」のブースで販売するもので、開場と同時に列ができていました。使用する「てんさい糖」や「グラニュー糖」は北海道産。生クリームやフルーツなど道産食材を多く使った渾身のスイーツを、全て５５０円（以下、全て価格は税込み）の〝統一〟価格で購入できるとあって、中には１人で６～１０個買い求める強者のスイーツ女子や男子が結構いました。
「開場の１時間前から並んだ」というあるスイーツ女子は１人で参戦。６個を購入し「いろんな店の味を楽しめるなんて夢のよう」と見ている私まで幸せになりそうな笑顔で食べていました。
こちらの５人組は「これが食べたくてきた」と全員が野鳥「シマエナガ」をモチーフにした限定スイーツを購入していました。確かにかわいい。ホワイトチョコムースの中に瀬戸内レモンの爽やかな酸味のムースを閉じ込めたそうで、インスタ映えも間違いなしですね。
会場はこんな感じ
ちなみに会場は、東側からのみの入場です。入場の際は、新型コロナウイルス感染対策として、検温・消毒を徹底。混雑を防ぐため「ＱＲコード」をスマホで読み込んでもらって来場者数を把握していました。スマホを持っていない人にも対応しているので大丈夫です。この日は見る限りスムーズな入場となっていました。
東側から入場すると手前側にスイーツコーナー、スタンディングの飲食スペース、その奥（赤レンガ道庁側）にはフードコーナーが並んでいます。
スイーツコーナー
スイーツコーナーは、「天下糖一スイーツ」ブースなど４日間の期間中、計１３のスイーツ店が出店する予定です。
出店予定の店舗は次の通り。
・LITTLE JUICE BAR®
・まるやまめろん
・もち処一久大福堂
・とかち屋
・Standard Coffee Lab.
・札幌スイーツ＆カフェ専門学校（２０、２１日のみ）
・布袋スイーツ毘沙門天
・ハスカップカフェ Labo 山口農園
・高級食パン専門店 乃木坂な妻たち
・えにかいたもちSTAND
・Rainbow Cotton Candy
・パフェ佐藤
・天下糖一プロジェクト×SAPPORO SWEETS
フードコーナー
フードコーナーには、ステーキや焼き鳥など７店が店を構えるほか、ビールなどアルコールを提供する店もあり、甘い物が苦手な方も一緒に楽しめるようになっています。
出店するお店は次の通り。
・北海道産牛たん旬菜 鈴の屋
・怪獣ディストピア
・ESSEN
・肉とかち
・THE MEAT SHOP
・やきとりの一平
・VIVA LA VIDA
シメパフェ
さてＴｒｉｐＥａｔ北海道編集部の〝スイーツ番長〟ことＳ氏が「ここは絶対に押さえるべきでしょ」と真っ先に購入したのが、「パフェ佐藤」の「塩キャラメルとピスタチオ」（９５０円）です。「アイスクリームと香ばしいピスタチオの相性抜群。底に入っているリンゴも最高」とのこと。札幌市内に数あるシメパフェ専門店の中でも人気の高いパフェ佐藤では、よつ葉乳業のソフトクリームやアイスを使って仕上げるパフェやサンデーを味わうことができます。
凍らせたイチゴを丸ごと削りました
続いてＳ番長が向かったのは、キッチンカーで出店している「ＬＩＴＴＬＥ ＪＵＩＣＥ ＢＡＲ®」。凍らせたイチゴを丸ごと削ったその名も「いちごけずり」（６００円）を注文し、「荒く削られた冷凍イチゴの強めの酸味と、上にトッピングされた練乳ムースの甘さのバランスがほどよくておいしい」と絶賛していました。
クレープブリュレ
編集部ボスのＫ氏は「とかち屋」でクレープブリュレのプレーン（５００円）をチョイス。スポンジ、生クリーム、カスタードをクレープで巻いて表面をこんがり焼き上げた商品で、ほおぼった瞬間に「あまーい」と歓喜の声をあげていました。
新食感かき氷
編集部の何でも屋Ｇ氏は、札幌市民にはおなじみの「中国料理 布袋」が今春始めたスイーツのテイクアウト専門店「毘沙門天」が夏限定で出している「かき氷パイナップル味」（６００円）をご購入。自家製パイナップルゼリーをかき氷にして、その上にヨーグルトソースがたっぷりとかかっています。「かき氷なんだけどかき氷じゃない新食感かき氷。甘さ控えめで酸味が効いていておいしい」とすっかりファンになっていました。マンゴー味（７００円）もあります。
世界一のラテアート
さてさて私は、「Ｓｔａｎｄａｒｄ Ｃｏｆｆｅｅ Ｌａｂ.」で、新商品の「冷やし生カヌレ」（３００円）と、世界チャンピオンに輝いたというラテアート（６５０円）で優雅なひとときを過ごさせていただきました。生カヌレは、通常のカヌレより焼き方を加減しているので、もっちり感とラム酒が引き立っていました。あと２、３個食べられます。ラテアートは、目の前で披露してくれますので、ぜひその超絶テクニックを間近でご覧ください。
羊肉胡椒餅
会場をウロウロしていると、知り合いが「怪獣ディストピア」の羊肉胡椒餅（６００円）を恵んでくれました。実は「絶対食べたい」と狙っていたフードメニューです。スパイシーな羊肉がもちもちの皮に包まれています。こ、これは…
スイーツが大好きな人も、甘い物が不得意な人も、おいしくお腹を満たせる「スイーツガーデンＳＡＰＰＯＲＯ２０２２」は、１８日（木）から２１日（日）の午前１１時から午後７時まで開催しています。
＜スイーツガーデンＳＡＰＰＯＲＯ２０２２＞
▽開催期間：８月１８日（木）～２１日（日）の４日間
▽開催時間：午前１１時～午後７時
▽会場：札幌市北３条広場「アカプラ」／北海道札幌市中央区北２条西４丁目～北３条西４丁目
▽入場料：無料
▽主催：スイーツガーデンＳＡＰＰＯＲＯ実行委員会
▽イベント公式ＨＰ：https://sweets-garden-sapporo.com/
「スイーツガーデンSAPPORO」３年ぶり開催！ ８／18～21＠札幌アカプラ イベント限定スイーツ24種
北大水産学部時代に１年間、練習船に乗って遠洋航海に出ていた船乗り。北海道新聞社に入社後は、社会部の警察担当を振り出しに、網走、帯広、釧路など道内各地で勤務。東京勤務時代は政権交代時の民主党の番記者として、鳩山政権誕生を取材した。2022年4月にＴｒｉｐＥａｔ北海道を立ち上げ、初代編集長に就任。千歳支局長を経て、24年３月から旭川報道部長。
