北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2024.10.28

札幌・中島公園の紅葉ライトアップ「SAPPORO AUTUMN ILLMINATIONS」 11/3まで 芸妓の演舞や点茶も

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

黄金色にライトアップされたイチョウ並木

 紅葉の見ごろのピークを迎えている札幌・中島公園(中央区中島公園1)をライトアップする初めての試み「SAPPORO AUTUMN ILLMINATIONS(さっぽろオータムイルミネーション) 中島公園紅葉ライトアップ」が11月3日(日)まで、実施されています。黄色や赤に色付いたイチョウ並木や日本庭園などを照らし出し、闇の中に幻想的な色彩が浮かび上がっています。

色鮮やかに染まった日本庭園

 札幌商工会議所が主催し、初開催。10月25日から始まり、11月3日までの午後6時から9時まで、市営地下鉄南北線の中島公園駅近くのイチョウ並木と日本庭園、豊平館、菖蒲池を約200基の照明器具で照らし出しています。

写真撮影や散策を楽しむ人でにぎわうイチョウ並木

 イチョウ並木は、南9条通に面した公園入り口付近は黄緑色ですが、南側は全体が黄色く色付き、見ごろを迎えています。一部の葉は落ちて、地面も黄色く色付いています。ライトアップされた木々は黄金色に輝き、写真撮影や散策を楽しむ人たちでにぎわっています。

明かりで照らされ、幻想的な雰囲気
昼間とはまたひと味違います

 日本庭園では、赤やオレンジ、黄色に染まった木々をライトアップ。中央の池は水鏡になって、周囲の風景を映し出しています。26日の取材時は、庭園の南側の入り口に入場を待つ人たちが長蛇の列をつくっていましたが、流れはスムーズで10分ほどで入ることができました。庭園内では期間中、1杯500円で、野点とおしるこの販売をしています。

公園の外の高層マンションの明かりも借景に

 菖蒲池周辺でも、紅葉した樹木を明かりで浮かび上がらせています。水面に映る木々もきれいです。

暗闇に浮かび上がる豊平館

 豊平館も明かりで照らされています。豊平館の中では期間中の4日間限定で、「さっぽろ名妓連」の芸妓さんたちが、演舞を披露しています。26日には、「秋の七草」と「札幌小唄」が上演されました。札幌小唄は1958年の北海道大博覧会の際に札幌のPRソングとしてつくられたもので、「時計台」や「定山渓」「円山」などの地名も出てきます。この日は、こと代さんと小梅さんが立方(踊り手)、かつえさんとさんこさんが地方(演奏者)として出演し、優美な踊りと調べを披露しました。

踊りを披露すること代さん(左)と小梅さん
地方のかつえさん(左)とさんこさん

 豊平館では期間中の数日間、1000円で点茶と和菓子の体験も実施しています。

 今後の名妓連の演舞は、30日(水)と11月2日(土)、無料。点茶と和菓子の体験は、10月29日(火)と31日(水)、11月1日(金)、3日(日)。いずれも午後6時半~、7時~、7時半~、8時~の1日4回。

タコスを販売するキッチンカー
出店は日替わりです

 また、豊平館前にはキッチンカーが毎日、日替わりで出店しています。この日は、クレープ&ワッフル、タコス、フライドチキンの3台が出ていました。

 中島公園では11月4日(月)まで、焼きいもやサツマイモのスイーツなど秋の味覚を楽しめる「さっぽろ焼き芋テラス2024」が開かれています。午前11時から午後7時まで。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4丁目1

食と観光

PAGETOP