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2024.12.12

From北海道新聞

小樽国際インフォセンターに隣接*コンテナハウスにパン店* 10日オープン*焼きたて 市民の利用増狙う

北海道新聞記事
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小樽観光協会が開店するパン店で販売される「小樽の塩バターパン」
小樽観光協会が開店するパン店で販売される「小樽の塩バターパン」

 小樽観光協会は、小樽港第3号埠頭(ふとう)そばの観光商業施設「小樽国際インフォメーションセンター」(港町5)に隣接するコンテナハウスをリニューアルし、パン店「Port bakery nomnom(ポートベーカリー ノムノム)」を10日にオープン。観光客だけでなく市民にも足を運んでもらおうと、焼きたてのパンを販売し、コンテナの利用客増につなげたい考え。

 コンテナハウスは3月に同センターと同時に開業。3棟あり、1棟の高さは2.6メートル、幅2.2メートル、奥行き12メートル。並行に設置した2棟の上に、別の1棟を配置した2階建て。

 ソフトクリームやバーガーを提供する店舗と飲食・休憩スペースとしていたが、「利用者数が伸び悩んだ」(同協会)ことから、11月上旬からリニューアルを実施。3棟のうち1棟をパン店として、残り2棟をバーガーの店舗と飲食・休憩スペースとした。

 パン店では、市外の専門業者から仕入れた生地を解凍、発酵させ、店内に備えるオーブンで焼き上げる。小樽の海水から作った塩をまぶした「小樽の塩バターパン」(150円)や、シマエナガの顔を模したチョコクリームパン(240円)など約20品を手ごろな価格で並べる。ソフトクリームも販売する。

 店長の山田大祐さん(44)は「観光客も市民も気軽に立ち寄ってほしい。今後は地元の食材をアレンジしたパンをつくって、小樽らしさがあふれる店にしたい」と意気込んでいる。

 営業時間は午前10時~午後7時。無休。問い合わせは同センター内の「ポートマルシェotarue(オタルエ)」、電話0134・64・1672へ。  (喜代吉健介)

(北海道新聞2024年12月8日掲載)

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