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2024.12.31

From北海道新聞

〈マチのこだわり味自慢〉小町園=釧路市*つぶ貝アヒージョ 煮ても軟らか

北海道新聞記事
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オーブンでじっくりと火を入れ、冷めても硬くならない小町園の「つぶ貝のアヒージョ」
オーブンでじっくりと火を入れ、冷めても硬くならない小町園の「つぶ貝のアヒージョ」(小川正成撮影)

 道内産のツブを米油で煮込んだ「つぶ貝アヒージョ」(950円、通販は1080円)。ツブはこりこりとした歯応えがあり、かめばかむほど磯の香りが口に広がる。ニンニクの香ばしさも食欲をそそる。

 商品を販売する小町園(釧路市)は1970年創業で、水産加工品や珍味を数多く手がける。2代目社長の小町誠一さん(47)は、「ツブといえば甘辛く煮るのが一般的だが、釧路を含めた道内各地で水揚げされる海産物だからこそ、新しい食べ方を開発したかった」と語る。

釧路和商市場内にある小町園の店舗で商品の魅力を語る小町誠一社長(いずれも小川正成撮影)
釧路和商市場内にある小町園の店舗で商品の魅力を語る小町誠一社長(小川正成撮影)

 「つぶ貝アヒージョ」は、独自の低温調理製法でツブを加熱したあと、米油にツブを入れ、ニンニクや唐辛子、コショウなどと一緒にオーブンでじっくりと煮る。ゆっくり加熱することで味がなじみ、冷めても硬くならないよう仕上げる。アヒージョで一般的に使われるオリーブ油ではなく、さらりとした口当たりでクセがない米油を使うのもこだわりだ。

 商品はパックごと湯煎して温めて食べるほか、「お米と一緒に炊くとパエリア風として楽しめますよ」と小町社長。パスタに混ぜたりパンに載せて食べるのもおすすめという。

 同社はツブを使った商品を多数展開しており、「つぶのやわらか煮」(950円、通販も同価格)や「山わさび入つぶわさび」(1250円、通販は1350円)などもある。

 同社の従業員は7人。小町社長は「小さな会社だからこそ、少ないロットから新商品を開発することができる。これからもいい食材を見つけて、おいしいものをどんどん作っていきたい」と語る。  (服部貴子)

▼所在地 釧路市黒金町13の25(釧路和商市場内)
▼電話 0154・24・5274 
▼営業時間 午前8時~午後5時
▼取り寄せ 自社ホームページ(https://www.komachien.info/)から
▼定休日 日曜日
▼交通 JR釧路駅から徒歩5分

(北海道新聞2024年12月27日掲載)

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