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2025.01.09

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浦河 冬イチゴ全国銀賞*「おいCベリー」甘みと果汁 高評価*菅農園生産*「最高金賞目指す」

北海道新聞記事
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日本野菜ソムリエ協会の品評会で銀賞に輝いたイチゴ「おいCベリー」
日本野菜ソムリエ協会の品評会で銀賞に輝いた「おいCベリー」(うらかわ菅農園提供)

 【浦河】町内のうらかわ菅(すが)農園(向別)が生産するイチゴ「おいCベリー」が、日本野菜ソムリエ協会(東京)主催のイチゴ品評会で、初めて銀賞に選ばれた。菅正輝(まさてる)社長(46)は「プロの審査員に高評価をいただけて光栄。生産者として自信につながる」と喜ぶ。

「クリスマスいちご選手権」で銀賞の賞状を手に持つ菅社長
「クリスマスいちご選手権」で銀賞の賞状を手に持つ菅社長

 全国から63品が出品され、昨年12月10日に開かれた「クリスマスいちご選手権」で、野菜ソムリエの資格を持つ審査員が食味や香りを審査した。おいCベリーは「甘みが強く、果汁があふれる」「後味が爽やかで香りが良い」などと高い評価を受けた。

 おいCベリーは冬から春にかけて収穫される冬イチゴの品種。同農園では2017年ごろから栽培しており、地元のスーパーなどで流通している。他品種よりビタミンCを豊富に含み、光沢のある濃い赤色の果皮が特徴だ。

 野菜ソムリエ協会の品評会にエントリーするのは2回目。昨年2月、「全国いちご選手権」に、おいCベリーとは別の品種で初出品したが、入賞できず悔しい結果に終わった。今回は、収穫時期が品評会と合致したおいCベリーの中から、最も糖度の高いものをえりすぐって出品したという。

 本州のイチゴ産地は冬から春が本格的な収穫期。菅社長は「浦河は夏イチゴの産地として知られるが、冬イチゴでも評価を得られたのはうれしい。最高金賞を目指して、おいしいイチゴづくりに励んでいきたい」と話している。  (和田樹)

(北海道新聞2025年1月7日掲載)

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