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2025.01.29

「ホッカイドウ・クラフト・ビア・ファクトリー2025」2/22・23日開催~道内7つのクラフトビール醸造所が出店 学生考案のビールも

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

 北海道内のクラフトビールのブルワリーが出店するイベント「ホッカイドウ・クラフト・ビア・ファクトリー2025」が2月22(土)、23(日)の両日、札幌市中央区のサッポロファクトリー(北2条東4丁目)で開かれます。道内7つのクラフトビール醸造所のビールのほか、北大の学生がつくった「北大未来開拓俱楽部ビール」や北海学園大のゼミ生が考案したビールなどが提供されます。(写真はいずれも昨年のイベントの様子。Be Are kids提供)

大勢の人でにぎわうサッポロファクトリーアトリウム

 北大や北海道情報大、北海学園大、藤女子大の学生がクラフトビールの振興を目指して発足した「Be Are kids(ビーアーキッズ)」が主体の実行委主催で、昨年に続き2回目です。昨年は1日のみの開催でしたが、約600人が訪れるなど好評で、今年は2日間に延長しました。

ビールを注ぐクラフトビールのブルワー

 各醸造所のビールを味わえるほか、各醸造所の醸造士(ブルワー)も来場し、つくり手から直接、醸造についてやビールへの思い、製造している地域の魅力などについて話を聞くこともできるので、ビールのおいしさが一層増しそうです。

 今年の出店ブルワリーは次の通りです。

京極麦酒(京極町)
しもかわ森のブルワリー(下川町)
NAKAFURANO BREWERY(中富良野町)
美深白樺ブルワリー(美深町)
北海道乙部追分ブリューイング(乙部町)
Black Fox Beer(俱知安町)
LUPICIA BREWERY(ニセコ町)

 このほか、サッポロビールの前身の開拓使麦酒醸造所が1876年(明治9年)にドイツでビール醸造を学んだ日本人によって初めてつくられたビールの製法をもとに復刻した「札幌開拓使麦酒醸造所」(札幌市)も出店します。

ブルワーと乾杯する参加者

 また、Be Are kidsの学生らによるブースも開設。そこでは、北大大学院農学研究院1年の宮地帝輔さんが設立した株式会社「パイオビア」がつくる「北大未来開拓俱楽部ビール」や、同団体が提案して澄川麦酒(札幌市)が委託醸造したIPAとミルクスタウトも提供します。北海学園大経営学科の中村ゼミの学生が考案し、TRANS BREWING(札幌市)が醸造したビールも用意します。このビールは仁木町の村田果樹園のプルーンを使い、同大工学部生命工学科の新沼協研究室が単離・選抜した酵母で醸造したフルーツビール「Club PASA(クラブパセ)」です。

 現在、入場券付きの前売りビールチケットを販売しており、3杯付きは2500円、5杯付きは3700円、7枚付きは4900円です。ビールの追加購入は1杯600円。前売り券の販売状況によっては、当日券がない場合もあるので、事前購入がおすすめです。

 チケットの販売は専用サイトから。前売り券は日付指定ですが、両日いずれも有効の紙チケットは、札幌市内のビアバーや酒販店(酒のたなか、BEER CELLAR SAPPORO、モヤモヤベース、モルトヘッズ、クラフトビールとお酒クノワ、ヒニニツカ)でも取り扱っています。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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