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2025.02.06

「2025さっぽろ雪まつり」すすきの会場を満喫~夜にきらめく氷像とあったかグルメ~2/11まで

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

氷像の輝きとネオンの光が美しいすすきの会場

 2月4日に開幕した「2025さっぽろ雪まつり」のすすきの会場には、氷像や氷彫刻が並び、ネオンまたたくすすきの地区にこの時期だけの輝きをもたらしています。昨年にはなかった飲食コーナーも登場し、あったかドリンクやフードで体を温める観光客らでにぎわっています。TripEat北海道編集部のスタッフと一緒に訪れてみました。

6つのブロックに氷像・氷彫刻60基

氷彫刻コンクールの最優秀作品「ダイナミック」。躍動するカジキマグロを表現しています

 すすきの会場では、札幌駅前通に氷像や氷彫刻が展示されており、期間中の平日は午後3時から11時、土、日、祝日は午前10時から午後11時まで(最終日の11日は午後10時まで)、車両を通行止めにして観覧できるようになっています。駅前通の南4条から南7条までの間を6ブロックに分け、氷像や氷彫刻など60基を展示しています。

南6条に飲食コーナー 7飲食店がブース出店

今年は飲食コーナーも登場
屋根付き、ストーブも設置された飲食スペース

 飲食コーナーは北から5つ目の南6条にあります。真ん中には屋根付きでストーブも設置された飲食スペースがあり、その両側にすすきの地区の飲食店などが7つのブースを出しています。取材で訪れた5日夕方の札幌市内の気温は氷点下1度前後と、この時期にしては高めですが、写真を撮影しながら1時間ほど会場を歩き回ったので、さすがに体が冷えてきて、温かいものが食べたくなりました。

「男山」の熱かんとモツ煮込みで乾杯

ストーブの上で温められたワンカップ
にこやかなバニーガールがお出迎えしてくれます

 飲食コーナーをぐるっと一巡し、ストーブの上に大きな鍋を置いて、ワンカップを温めていた店にひかれました。「ミリオン南5条店」。ここで、かんをつけた「男山」のワンカップ(1つ1000円)と、モツ煮込み(1200円)を購入しました。店先にバニーガールの「顔はめパネル」があったので、理由を尋ねてみると、同店はバニーガールの衣装で女性が接客するバニーズバーとのこと。メニューには、ブーブクリコやモエシャンドンなどシャンパーニュもそろっていて、なるほどと納得しました。

湯気の上がるモツ煮込み(左)と石狩汁を前に、熱かんで乾杯

 「カラオケ&パーティー フリーズムーン」から、石狩汁(1200円)も調達し、乾杯です。熱かんがおなかに染みます。屋根付きでストーブがあるとはいえ、屋外。熱々のモツ煮込みや石狩汁から上がる湯気が、食欲をそそります。モツ煮込みは、たっぷりの汁にダイコンやニンジン、こんにゃくと一緒に、モツもたくさん入っています。優しいみそ味で、食べ飽きしません。石狩汁には、サケがたっぷり。ごろんとしたアラの部分から、しっかりサケのだしが染み出ています。もちろんどちらも、日本酒にぴったりです。

串焼きや豚汁、肉料理…多彩な味がずらり

カニやイチゴあめ、フライドポテトなどさまざまなフードが並びます
ソーセージも山積み

 このほか、和牛フランクやじゃがバターなどを出す「牛たん・旬菜 鈴の屋」と、バンズとパティを何段にも積み上げた「テレビ塔バーガー」やトルネードポテトなどを提供する「JUJU」、串焼きや豚汁、コマイ焼きなどを扱う「呑ん兵衛天国 大衆酒場ラスベガス」、肉料理の「焼肉割烹はじめ」、カルボナーラうどんやポトフの「アミューズメントルームジョイント」が出店しています。

冷えた身体を温めてくれるホットカクテル

バカルディジャパンが運営するバーレガシー
ホットモヒートとパトロンカフェ・オレで乾杯

 熱かんと熱々の汁物のおかげで、少し元気になりました。もう少し、会場を歩いてみましょう。飲食ブースの南側に、スピリッツを輸入、販売する「バカルディジャパン」が「Bar LEGACY(バーレガシー)」を出していました。ここでは、同社が輸入しているウイスキー「デュワーズ」やラム「バカルディ」を使ったオリジナルホットカクテル7種類を提供しています。「ホットモヒート」(700円)と「パトロンカフェ・オレ」(800円)で本日2度目の乾杯!

ホットカクテルの色が見えるように、店のスタッフがコップに移し替えてくれました

 ホットモヒートはバカルディの「クラシックカクテルズモヒート」でつくった温かいモヒート。色は淡いミントグリーンで、ライムとミントの葉があしらわれており、湯気を吹きながらコップに顔を近づけると、ライムの香りがふわり。ミントの爽快感とライムのさわやかな酸味に加えて心地よい苦みがあり、さっぱりしているのにしっかりモヒートの味を感じられます。

 パトロンカフェ・オレはテキーラ「パトロン」を使用し、日本ホテルバーメンス協会会長で、小樽の「CAPTAIN’S BAR」(オーセントホテル小樽)の野田浩史さんが考案。はちみつのような甘く香り高いパトロンと、カフェオレのミルク感やほんのりした甘さがぴったりです。野田さん考案の「パトロン抹茶オレ」(800円)も提供しています。

〝海の幸が躍る〟恒例「魚入り氷像」も

北側入り口のメーン氷像の時計台
毎年恒例の魚入り氷像

 会場北側入り口では、メーン氷像の時計台の氷像が観光客や市民を出迎え、氷像や氷彫刻コンクールの作品などが並びます。サケやカニなどの本物の海の幸を氷の中に埋め込んで凍らせた恒例の「魚入り氷像」や、乗ったり触れたりできるミニ機関車の氷像も展示。氷彫刻の実演も毎日実施されるほか、撮影スポットとして人気だったものの、コロナ禍で休止していたアーチ型のイルミネーションも復活しています。

氷像づくりの実演も実施しています
写真撮影スポットとして人気のアーチ型イルミネーション

 2025さっぽろ雪まつりは2月11日(火)まで。すすきの会場の歩行者天国時間は平日は午後3時~11時、土日祝日は午前10時~午後11時。最終日の11日は午後10時まで。飲食コーナーの営業は、平日午後4時~10時、土日祝日は午前11時~午後10時。11日は午後9時まで。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

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