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2025.03.26

ホテル「エスコンフィールドHOKKAIDO 北広島駅前」3/28オープン~JR北広島駅直結 「ファイターズフロア」も

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

野球をテーマにした装飾が楽しいフロント

 プロ野球日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールドHOKKAIDO最寄りのJR北広島駅に直結したホテル「エスコンフィールドHOKKAIDO 北広島駅前」が3月28日(金)、開業します。ファイターズのチームカラーを使い、サイン入りユニフォームやボールを飾るなどした「ファイターズフロア」を含む客室部分8フロアのほか、サウナやレストラン、コワーキングスペースなども併設されています。

野球モチーフの装飾が楽しいフロント 交通系ICカードでチェックイン

エレベーターで4階に上がると、野球ボールがお出迎え

 ホテルは、3月中旬にオープンした複合商業施設「トナリエ北広島」の上階の4~13階。全158室で、最大収容人数は446人です。不動産の日本エスコン(東京)が建設し、ホテルの運営は全国各地でホテル運営を手がけるスクイーズ(東京)が担います。

フロントにはグローブを模したソファも
天井のバットにはサイン入りのものもあります

 ホテルのフロントは4階。野球をコンセプトにした明るく開放的な空間が特徴的です。天井からは木製のバットがぶらさがり、一部のバットは選手のサイン入りです。野球のボールを模したライティングや、グローブをイメージしたソファなど、野球ファンならずともワクワクした気分を盛り上げてくれます。

自動チェックイン機
交通系ICカードで簡単にチェックインできます

 チェックインは、交通系ICカードを利用できます。「KITACA」などの交通系ICカードやスマートフォンの交通系アプリを使って予約時に事前登録すると、チェックイン機にかざすだけで、最短で30秒ほどでチェックインできます。ホテルに滞在中は登録したカードやスマホをルームキーとして使用できます。このシステムはスクイーズ独自のもので、北海道初上陸です。

 チェックイン機の「スタッフとの対話」をタップすると、カンボジアにあるスクイーズのクラウドレセプションにつながり、24時間体制で音声でのサポートに応じてくれます。

サイン入りユニフォームやボール、ロゴマーク…全面ファイターズのフロア

ファイターズフロアのエレベーターホールの壁面アート

 ホテルの目玉はなんといっても11階のファイターズフロア。最大5人が宿泊できる「ファミリーエスコンフィールドビュー」など20室です。エレベーターが到着すると、エスコンフィールド内の壁面アートを手がけたアート制作会社「OVER ALLs」による壁画アートがお出迎えしてくれます。床には実物サイズのホームベースとバッターボックスも描かれています。

廊下には選手のサイン入りユニフォームも
写真も飾られ、ギャラリーのようです

 廊下には、ファイターズの歴史や思い出のシーンを撮影した写真、選手のサイン入りユニフォームが飾られており、自分の部屋までだけでなく、廊下の端から端まで見入ってしまいそうです。

ファイターズフロアファミリーエスコンフィールドビュー
ベッドルーム

 各部屋とも、ファイターズのチームカラーのブルーを基調とし、壁はエスコンフィールドを思わせる落ち着いたブラックで統一。壁にはファイターズの「F」のマークが、ベッドスローにはファイターズのロゴマークが付いており、ベッドボードの上にはエスコンフィールドの写真が掛けられています。全20室のうち、13室のベッドサイドには選手のサインボールも置かれています。

ベッドサイドに飾られたサイン入りボール
窓からはエスコンフィールドが見えます

 最大の広さのファミリーエスコンフィールドビューは、シングルベッドを備えた寝室が2室とリビング、冷蔵庫や電子レンジを備えたキッチン付き。名前の通り、窓からはエスコンフィールドHOKKAIDOが見えます。

背番号と同じフォントの部屋番号
ファイターズフロア以外は普通の部屋番号です

 隅から隅までファイターズにこだわったこのフロア、実は廊下の部屋番号もほかの客室フロアとは違います。客室番号は10階の1号室なら「1001」と、階数と部屋番号の組み合わせですが、ファイターズフロアだけは、背番号と同じフォントの数字で表示されています。

明るく開放的な客室 サウナやレストラン、コワーキングスペースも

ファミリーエスコンフィールドビューの客室

 ファイターズフロア以外の6~10階、12~13階の客室階には、木目を生かした明るい雰囲気の客室が各階19~20室、あります。こちらも最大5人が宿泊できるスイートやファミリー、ビジネスや単身利用に便利なツインやダブルなどさまざまなタイプの部屋があります。ミニキッチン付きの部屋もあり、長期滞在やインバウンドなどさまざまな需要に対応しています。

ステムサウナの室内
リトリートサウナの「ととのう」スペース

 5階には、宿泊者限定のサウナもあります。2室あり、「ステムサウナ」は5~10人が入ることができ、水風呂のある「ととのう」スペースは、ウッディな雰囲気。ベンチには道産ニレ材を使い、落ち着いた空間になっています。小スペースタイプの「リトリートサウナ」は2人程度で利用できます。現在、整備中で利用は4月中旬からを予定しています。

 同じフロアには宿泊者以外も利用できる予約制の会議室もあり、壁で仕切ると2室になります。宿泊者以外も利用できるレストランも整備中で、5月中旬のオープン予定です。

フロント横のコワーキングスペース

 また、フロント横には約40席のコワーキングスペースもあり、宿泊者だけでなく、外部利用も可能です。

ユニフォームを模したホテル従業員の制服を紹介する杉谷さん(右)とスクイーズの館林さん

 一方、スクイーズのアンバサダーには、ファイターズの元選手の杉谷拳士さんが就任し、3月下旬に開かれたエスコンフィールドHOKKAIDO北広島のメディア向け発表会に出席。杉谷さんは「ホテルでイベントを企画したり、PR活動をするなどして、北広島という地域を盛り上げたい」と話しました。発表会では、スクイーズCEOの館林真一さんが「ファイターズの試合がある日はファイターズファンにも、アウェイのファンにも喜んでもらえるホテルに、試合のない日にはビジネスや観光のニーズに応えられるホテルにと、2つのホテルを運営する気持ち」と多面的な活用を提案しました。

住所/北広島市栄町1-520
電話番号/050・1721・1414(電話での予約は不可)
小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

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