
春の訪れとともに、札幌屈指のお花見スポット、円山公園と北海道神宮の桜の様子が気になり始めますよね。TripEat北海道は2025年4月17日から、公園と神宮の3カ所で桜の木を撮影し、開花の状況をお届けしています。4月25日(金)には、神宮の第二鳥居から社殿に向かう表参道でも咲き始め、桜のアーチができてきました。円山公園管理事務所が独自に「標本木」と定めているエゾヤマザクラも満開に近くなっています。ただ、まだつぼみの木も多く、見ごろはやや先になりそう。今後も満開まで毎日更新するので、ぜひチェックしてみてください。

B:北海道神宮 第二鳥居・表参道近辺


参道中程の木が開花し始めました。参道の中央にせり出した枝についたつぼみが開き始め、桜のアーチができかけています=写真1枚目=。昨日24日には開花している木は1本だけでしたが、この日は数本に増え、咲いているところは遠くから見ると、ピンク色のもやがかかっているようです。ただ、木の個体差が大きく、まったく咲いていない木も多く、TripEat北海道が定点観測している社殿に最も近い西側の木は、つぼみの先端はややピンク色になってきましたが、まだ黄緑色です=写真2枚目=。
A:円山公園 遊具広場前


円山公園管理事務所が独自に円山公園の「標本木」と定めている木は、満開に近くなっています=写真1枚目=。昨日24日は見た感じで「3分咲き」といったところでしたが、一気に開花が進みました。標本木周辺のエゾヤマザクラも、昨日はちらほら咲いている程度だったのに、かなり開花しており=写真2枚目=、ピンク色に染まっています。
C:北海道神宮 裏参道口


TripEat北海道が観察するなかで、最も早く咲き始めたのが、この裏参道口の桜です。4月23日(水)にTripEatが独自に「開花宣言」を出したエゾヤマザクラは、今が盛り。重そうなほど枝に花が付いていて、木全体が薄桃色の衣をまとっているかのようです。この前は大型バスの駐車場になっており、団体ツアーの人も多いので、にぎわっています。
D:番外編


TripEat北海道が4月22日(火)に独自に「開花宣言」を出した円山公園の坂下野球場周辺のソメイヨシノ=写真1枚目=も満開です。公園や神宮からはちょっと外れた場所にあるにもかかわらず、にぎわっています。外国人の団体も来ており、写真撮影に夢中になっていました。
公園のインフォメーションの拠点パークセンター南側の桜=写真2枚目=も、そろそろ見ごろ。園内のあちこちがピンク色に染まっています。


北海道神宮の梅林では、さらに開花が進んでいます。木の個体差があり、まだ咲いていない木もあるものの、遠くから見ると日に日にピンク色が広がっているのが分かります。梅林の端の方にあるモクレンはまだ数輪咲いているだけですが、周囲にはモクレン特有の甘やかな香りが広がっています。


神宮の裏参道では、花見客を迎える準備が着々と進んでいます。昨日24日には、テントを設置したものの、営業していない出店もありましたが、この日はほぼすべての店が営業を開始。保健所や消防の職員が各店の点検に回っており、本格的に営業が始まりました。中には、いすとテーブルを出して、座って飲食できるほか、小上がりまで設置している店も。公園内では火気の使用は禁止されていますが、ここでは炭火でジンギスカンを楽しめるそうです。