
春の訪れとともに、札幌屈指のお花見スポット、円山公園と北海道神宮の桜の様子が気になり始めますよね。TripEat北海道は2025年4月17日から、公園と神宮の3カ所で桜の木を撮影し、開花の状況をお届けしています。4月26日(土)には、開花宣言が出て初めての週末ということもあり、レジャーシートを広げてお花見をする人たちの姿も多くみられました。まだつぼみの木もあり、お花見日和は続きそう。今後も満開まで毎日更新するので、ぜひチェックしてみてください。

D:番外編

地下鉄円山公園駅から歩いて公園に入ったすぐ左手、パークセンター南側ではレジャーシートを広げて花見をするグループがいました。桜も一気に開花。風は少しありますが、穏やかな天気でお花見日和です。
A:円山公園 遊具広場前

円山公園管理事務所が独自に円山公園の「標本木」と定めている木は、ここ2日ほどで一気に開花が進み、ほぼ満開です。標本木周辺のエゾヤマザクラも一斉に開花し、ここにも桜を愛でながら飲食を楽しむ人たちがたくさんいました。
B:北海道神宮 第二鳥居・表参道近辺


昨日24日にようやく開花し始めた参道の両側の桜は、25日にはさらに開花が進み、桜のアーチが形づくられてきています。第二鳥居と社殿の中間辺りが一番多く咲いており、両端はやや遅め。木の個体差も大きく、TripEat北海道が定点観測している社殿に最も近い西側の木=写真2枚目=は、まだ1つも花が開いていません。それでも、ピンクの部分が増えてきて、ゆっくりですが着実に開花に向かっているようです。
C:北海道神宮 裏参道口

満開で、ちょうど見ごろな状態が続いています。TripEat北海道が観察するなかで、最も早く咲き始めたのが、この裏参道口の桜で、この日もピンク色の花が咲き誇っていました。
D:番外編その2


北海道神宮の梅林では、さらに開花が進んでいます。木の個体差があり、まだ咲いていない木もあるものの、梅林全体がピンク色に。梅林の端の方にあるモクレンも咲き始めています。

TripEta北海道が4月22日(火)に独自に「開花宣言」を出した円山公園の坂下野球場周辺のソメイヨシノの周囲でも、レジャーシートを広げてお花見を楽しむ人たちがいました。早くに開花した1塁側と3塁側の木だけでなく、バックネット裏周辺の木でも花が咲き始めています。


桜の定点観測を終えると、すっかりのどが乾いてしまいました。この桜の開花状況の毎日更新はあるものの、週末で仕事は休み。それなら、ちょっと寄り道を…ということで、「2025年版 札幌・円山公園 テイクアウトグルメ特集」で紹介した丸澤商店に立ち寄りました。フレンチデリのテイクアウトができるお店として取り上げましたが、デリのショーケース奥のカウンターでは、デリをお供に立ち飲みができます。
「おつまみ4種盛り合わせ」(1200円)をオーダーし、オレンジワインとスパークリングで乾杯。TripEat北海道編集部のスタッフと2人で立ち寄ったので、盛り合わせを半分ずつ取り分けて出してくれました。
タマネギのローストは皮付きのタマネギにチーズをのせてオーブンで焼き上げており、火入れされたタマネギの甘さとチーズのまろやかさがぴったり。ウフマヨのマヨネーズは豆ペースト入り。赤い豆が多かったとのことで、きれいな薄紫色です。さわやかな酸味と絶妙なトロトロ感の卵がベストマッチです。ポテトサラダはガラムマサラなどのスパイスが効いており、上にのった刻んだ生ハムの塩気と合わせると、ワイン泥棒です。たっぷりのオリーブも付いて、これは絶対お得です。
桜開花情報の更新があるので、ワインは1杯でガマン。でも、盛り合わせがくる前に、待ちきれなくてビールを飲んでしまったのは、秘密です。