
春の訪れとともに、札幌屈指のお花見スポット、円山公園と北海道神宮の桜の様子が気になり始めますよね。TripEat北海道は2025年4月17日から、公園と神宮の3カ所で桜の木を撮影し、開花の状況をお届けしています。4月27日(日)午前中は気温が10度に届かないにもかかわらず、昨日26日にも増してたくさんの人が花見や散策に訪れていました。まだつぼみの木もあり、お花見日和はまだ続きそう。今後も満開まで毎日更新するので、ぜひチェックしてみてください。

D:番外編

円山公園に到着した午前10時50分ごろ、公園入り口の温度計は8.9度。日向で風がなければいいのですが、ちょっと日陰に入ると肌寒く感じます。それでも、散策する人や桜を見に来た人たちが大勢います。
B:北海道神宮 第二鳥居・表参道近辺


北海道神宮の第二鳥居から社殿に向かう参道の桜は開花が進み、アーチ状になりつつあります。TripEat北海道編集部は、社殿に一番近い西側の木を独自に「標本木」=写真2枚目=として定点観察していますが、参道の木が次々と花を付けるなか、この木だけはなぜか、1輪も開花していません(泣)。それでも、毎日見ていると、少しずつつぼみが膨らみ、ピンク色が濃くなっているのが分かります。かなり晩生(おくて)な木のようです。
A:円山公園 遊具広場前


円山公園管理事務所が独自に「標本木」としているエゾヤマザクラの周辺の木はほぼ満開。この寒さにもかかわらず、たくさんの人がレジャーシートを広げてお花見を楽しんでいました。
C:北海道神宮 裏参道口

TripEat北海道が観察するなかで、最も早く咲き始めた裏参道口の桜は、満開ですが、すでに少し花びらが落ち始めています。見応えは十分なのですが、風が吹くとチラチラとピンクの花びらが舞い降りてきます。少しでも長く楽しめるように、強風が吹かないことを祈ります。
D:番外編その2


北海道神宮の梅林は、まさに今が見ごろ。観察を始めた4月17日以来、人出の多さは一番です。木の個体差があり、まだつぼみのままの木もあるものの、梅林全体がピンク色に染まっています。梅林の端の方にあるモクレンも咲き始めています。

TripEta北海道が4月22日(火)に独自に「開花宣言」を出した円山公園の坂下野球場周辺のソメイヨシノは、公園の外れにあるものの、遠くから見ても咲き誇っているのがよく分かり、まさに見ごろ。この周囲でも、レジャーシートを広げてお花見を楽しむ人たちがたくさんいました。


今日は日曜日。せっかくなので、昼飲みしちゃいましょう。「2025年版 札幌・円山公園 テイクアウトグルメ特集」で紹介した「サンドイッチとワイン 木曜日の憂鬱」に寄ってみます。午前11時半から午後9時まで通し営業しており、サンドイッチのテイクアウトのほか、店内では昼からお酒を楽しめます。
寒くても、やっぱり最初はビール!ブルックリンパルプアートのヘイジーIPA(900円)と宮崎市のクラフトビール「ノボルブリューイング」のセッションIPA(1200円)で乾杯です。「前菜盛り合わせ」(1000円)をオーダーしました。ブロッコリーのアーリオオーリオは、ガーリックの香りと唐辛子のぴりっとした辛みで、お酒によく合う味付け。キャロットラペはクミンの香りがたち、甘みと酸味がちょうど良く、紫キャベツのピクルスは甘くスパイシーなグローブが効いており、さっぱりさわやかです。豚のパテはねっとりとした舌触りで、こくがあり、添えられた粒マスタードがぴったり。ハムも自家製で、しっとりしていて柔らかく、ジューシーな赤身と甘い脂身の調和が絶妙です。
桜開花情報の更新があるので、ビール1杯で泣く泣くごちそうさま。今度はゆっくり訪れたいお店です。