北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2025.04.28

「ピコレ・ワインとグルメフェアー」開催!さっぽろテレビ塔下で 5/18まで 初出店2店も

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

テレビ塔下で開催されているピコレ・ワインとグルメフェアーの会場入り口

 札幌・大通公園1丁目、さっぽろテレビ塔下で春と秋に開催される「ピコレ・ワインとグルメフェアー」が今春も始まりました。寒い冬が終わり、屋外で飲食を楽しみたいという人も多いこの季節。大通公園で開かれる春の最初の飲食イベントとして、定着しており、ビールやワイン、日本酒などとともに、北海道の食を楽しむ人でにぎわっています。5月18日(日)までの、正午~午後9時(ラストオーダー8時半)。

テレビ塔下でも、桜が満開になっています

 実行委主催で、飲食店6店が出店。このうち初出店は、札幌・すすきのにある「中華バルゆんろん」と「稚内市」。ほかは、さっぽろテレビ塔3階のフレンチレストラン「THE GARDEN SAPPORO HOKKAIDO GRILL」が運営する「ヒツジニワイン」とカキ料理の「ラストラーダ」、北海道の海の幸、山の幸のおつまみがそろう「北のハマナス」、トンネル熟成ワインなどを扱う「北海道日高ブランド」が出ています。

まずは、ビールで乾杯!

 

初出店の中華バルゆんろん
中華風の牛たんシチュー

 フードは、初出店の「中華バルゆんろん」から「牛たんシチュー」(1000円)を調達しました。牛たんシチューは、洋食の経験もあるというシェフが手がけ、はしでも切れるほど柔らかく煮込まれた牛たんに中華パン「マントウ」が2個ついています。牛たんはマントウからはみだしそうな大きさのものが4切れ。シチューなのですが、スパイスの香りがかすかにあり、中華風に仕上がっています。ほかに、「黒酢酢豚」(1000円)や「海鮮鶏白湯まぜ麺」(同)などの中華メニューをそろえています。

手前右から時計回りに、ラムタン塩、牛たんシチュー、宗谷黒牛シチュー、蒸し牡蠣、つぶ煮

 「稚内市」からは、「小林さん家のつぶ煮」(2個500円)と「宗谷黒牛シチュー」(900円)。つぶ煮は大ぶりで、甘しょっぱい味付けで、王道のおいしさ。黒牛シチューはデミグラスソースですが、トマトの酸味もあり、しっかりした味わいながらあっさりといただけます。「ほっけくんせいスティック」(200円)などのおつまみも用意しています。

初出店の稚内市
羊肉料理とワインが充実しているヒツジニワイン

 「ヒツジニワイン」からは、1日10食限定の「ラムタン塩」(1500円)を。薄くスライスされた羊のタンは、さっぱりとした塩味。山ワサビも添えられ、ローズマリーの香りと羊肉の風味がぴったり。思った以上にたっぷりの量にもかかわらず、ついついはしが伸びます。絶妙な火入れの「骨付きラムステーキ」(1本950円)や「ラムソーセージ」(4本800円)などラム肉料理と、それに合わせた赤、白、泡のワインもそろえています。

カキ料理のラストラーダ
蒸し牡蠣にボウモア12年をプシューっとトッピング

 「ラストラーダ」で、「蒸し牡蠣」(2個900円)をオーダー。レモン果汁やタバスコは無料トッピングできますが、おすすめという「ウイスキーがけ」(1個100円)をお願いします。スコットランドで定番とされる食べ方で、ボウモア12年をスプレーでしゅーっとたっぷり吹きかけてくれます。カキは蒸してもしっかりした大きさで、プリプリ。カキの潮の香りとボウモアのスモーキーで甘い香りがぴったりです。

カキの身がふんだんに入ったぜいたくな牡蠣お好み焼き

 同店の上野哲郎代表が「ぜひに」と自信をみせた、「牡蠣お好み焼き」(1200円)も試してみます。広島県では定番というカキのお好み焼き用の専用ソース「カキオコソース」を使い、だしに漬け、カットしたカキの身がふんだんに入っています。お好み焼きは柔らかいキャベツたっぷりのふわふわ食感で、カキのうまみが感じられます。カキエキスが配合されたソースとの相性も抜群です。これは、ビールにもハイボールにも、ワインにも合いそうです。

 同店は知内産カキを使用。全国的にも珍しい外海での養殖で、潮の流れが速く波の荒い外海で育つため、よく育ち、身の締まりも良いといいます。カキ料理だけでなく、カキに合わせ、フランスワインのシャブリやミュスカデ、ウイスキーボウモア12年などとのマリアージュもすすめています。

トンネル熟成ワインなどを扱う北海道日高ブランド
海や山の幸のおつまみが豊富な北のハマナス

 フードが豊富で、ビールはとっくにからっぽ。「北海道日高ブランド」で宝水ワイナリーのオレンジピンク(800円)と相澤ワイナリーの「KEN ROSE 2021」を調達して、2度目の乾杯です。オレンジピンクはやや甘口で飲みやすいオレンジワイン。KEN ROSEは山幸と清舞を使った山ブドウらしい酸味があります。

宝水ワイナリー(左)と相澤ワイナリーのワインで乾杯
荒天でも快適に過ごすことのできる会場

 会場は全天候型テントの中で、ストーブもあります。多少の荒天では雨風や寒さもしのぐことができ、快適に外飲みを楽しめます。土日祝日にはバンドの生演奏も予定しており、ステージイベントも楽しめます。

 今回のピコレ・ワインとグルメフェアーは4月26日(土)に開幕。5月18日(日)までの23日間の、正午から午後9時(ラストオーダー8時半)までです。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4丁目1

食と観光

PAGETOP