北海道 食と観光のWEBメディア

Language

Language

北海道観光情報サイトトリップイート北海道

テーマから探す

キーワードから探す

2025.05.08

From北海道新聞

「甘露煮」と「ふりかけ」 熱々ご飯のお供に*ヤヤンコンブ加工 栄養も豊富*室蘭*「母恋めし本舗」発売

北海道新聞記事
北海道新聞記事
室蘭産ヤヤンコンブを活用した新商品の甘露煮(左)とふりかけを手にする関根代表
室蘭産ヤヤンコンブを活用した新商品の甘露煮(左)とふりかけを手にする関根代表

 室蘭市絵鞆町の老舗弁当店「母恋めし本舗」が、室蘭特産のヤヤンコンブを使った新たな加工商品2種類を発売した。ご飯のお供となる「ヤヤン昆布甘露煮」と「昆布と帆立ふりかけ」。ヤヤンコンブは栄養素たっぷりなのが特徴で、関根勝治代表は「熱々のご飯と一緒に味わってほしい」と話している。

 ヤヤンコンブは地球岬周辺の浅瀬に自生するマコンブの一種。関根さんによると、血圧を下げるアルギン酸や、免疫力を高めるフコイダンが他のコンブより多く含まれるという。同店の看板商品「母恋めし」に入るホッキ貝の炊き込みご飯にもだしとして使用している。

 乾燥させた昆布そのものも販売しているが、ヤヤンコンブは見た目がふぞろいで、本来はだし昆布としてより、煮物やとろろに向くとされる。ただ、調理法が分からない人も多く「もっと家庭で手軽に味わってもらえないか」と考えた結果、ご飯と相性抜群の甘露煮とふりかけに加工して販売することにした。

 甘露煮は、オホーツク管内遠軽町産のハチミツと神奈川県産の梅干しをたっぷり使用し、約7時間煮詰めて仕上げた。やわらかく、ハチミツと梅のコクが調和した優しい味わいだ。

 ふりかけは、ヤヤンコンブと燻製(くんせい)にした室蘭産ベビーホタテを細かく砕き、同店と室蘭工業大が共同開発した鉄分豊富な塩「室蘭の鉄塩 FCルル」を混ぜ合わせて作った。関根さんは「無添加で素材の味を楽しめ、思わず『あったかご飯』が食べたくなる品に仕上がった」とPRする。

 2商品ともに税込み648円。問い合わせは同店、電話0143・27・2777へ。(村上真緒)

(北海道新聞2025年4月19日掲載)

北海道新聞記事
北海道新聞記事

トリップイート北海道

北海道新聞社が運営する、食と観光に特化したWEBメディアです。 北海道には、四季折々の美しい自然と多彩なアクティビティー、新鮮な食材、地域自慢の料理と酒があります。そんな魅力たっぷりな北海道の楽しくて、おいしくて、なるほど!な情報を、担い手たちの情熱と共に発信します。

当サイトを英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に翻訳することができます(一部のリンク先ページを除く)。翻訳は機械的に行われるため正確に翻訳されない場合があります。十分ご理解のうえご利用ください。

お問合わせ

株式会社 北海道新聞社
〒060-8711 北海道札幌市中央区大通東4丁目1

食と観光

PAGETOP