
春の訪れとともに、札幌屈指のお花見スポット、円山公園と北海道神宮の桜の様子が気になり始めますよね。TripEat北海道は2025年4月17日から、公園と神宮の3カ所で桜の木を撮影し、開花の状況をお届けしています。4月30日(水)は気温低いものの、桜はあちこちでほぼ満開に。寒さをものともせず、レジャーシートを広げてお花見をしている人たちもいました。今後の天気次第ですが、ゴールデンウイーク後半のお花見も期待できるかもしれません。今後もぜひ、TripEat北海道をチェックしてみてください。

D:番外編

正午少し前、地下鉄円山公園駅から公園に入ったところにある温度計は、6.8度。肌寒く、歩いていると手が冷たくなってきます。日差しが時折ありますが、風が強めで、体感温度はさらに低く感じます。
A:円山公園 遊具広場前

円山公園管理事務所が独自に「標本木」としているエゾヤマザクラは満開。周辺にもエゾヤマザクラがたくさんあり、そちらも枝一杯に花を付けています。ちょうど、見ごろです。風もありますが、まだ散らずに持ちこたえています。気温が上がって日差しがあれば、この周辺はお花見にはぴったりです。
B:北海道神宮 第二鳥居・表参道近辺

北海道神宮の第二鳥居から社殿に向かう参道の桜は一気に開花。2日前の前回(28日)より、遠くから見るとピンク色の割合が増え、両側の桜がせり出してアーチ状になっています。


社殿に近いところでは、神宮で式を挙げたのでしょうか。角隠し姿の花嫁と羽織はかまを身に着けた新郎と親族らしき人たちが桜をバックに記念撮影していました。外国人観光客らもスマホを向け、笑顔で祝福していました。
TripEat北海道編集部が独自に「標本木」として定点観察している、社殿に一番近い西側の木も、ようやく数輪、開花しました。2週間近く前から毎日のように見ているのですが、周囲の木のつぼみが膨らみかけても変化が見られず、咲くのかどうか心配していたのです。咲き始めたとはいえ、枝振りも貧弱で花も弱々しいのですが、なぜか愛着がわいてきて、満開を願って応援してしまいます。
C:北海道神宮 裏参道口

裏参道口のエゾヤマザクラは満開で、見応え十分ですが、花びらが落ち始めています。風が吹くとチラチラとピンクの花びらが降い、根元には散った花びらが一面に広がっています。なんとかゴールデンウイーク後半も持ちこたえてくれればと思います。
D:番外編


TripEta北海道が4月22日(火)に独自に「開花宣言」を出した円山公園坂下野球場周辺のソメイヨシノとその周辺も満開です。枝振りの良い木も多く、この寒さの中、花の真下でお花見を楽しむ人たちもいました。


第三鳥居横の桜は、TripEat北海道編集部が観察している中で1番早くに咲き始めた木です。まだ見応えはありますが、木の根元にはすでに散った花びらがたくさん落ちています=写真1枚目=。「開花宣言」から1週間以上がたったソメイヨシノ周辺の地面にも、散った花びらが広がっています。


北海道神宮の梅林は、日に日にピンクが濃くなり、個体差はあるものの、ほぼすべての木が開花しています。梅林の端の方にある白モクレンは多くの花が開き始め、木に白い鳥がたくさんとまっているかのよう。赤モクレンはまだつぼみがたくさんあります。


公園内や神宮境内の木はほぼ満開。気温が上がれば、お花見にはぴったりの咲き具合です。ただ、一部の木は葉も出てきており、葉桜になっているものもありました。