
札幌市内屈指のお花見スポット円山公園と北海道神宮の桜は満開を迎えました。ゴールデンウイーク後半の連休にお花見を計画している人も多いでしょう。5月1日(木)は肌寒かった前日から一転、ポカポカの花見日和となりました。平日にもかかわらず、開花以来、最も人が多く出ていた印象です。満開を過ぎ、葉桜となっている木もありますが、舞い散る花びらの下のお花見もおつなもの。今後の天候次第ですが、ゴールデンウイーク後半のお花見も期待できるかもしれません。今後もぜひ、TripEat北海道をチェックしてみてください。
A:円山公園 遊具広場前


円山公園管理事務所が独自に「標本木」としているエゾヤマザクラは散り始めています。遠くからは木にはびっしりとピンク色の花が付いているように見え、木の根元にレジャーシートを敷いてお花見をしている人も多くいますが、風が吹くたびちらちらと花びらが落ちています。木に近付いてよく見ると、葉が目立ち始めていますが=写真2枚目=、天候次第では、まだまだ桜の花を楽しめそうです。
B:北海道神宮 第二鳥居・表参道近辺


北海道神宮の第二鳥居から社殿に向かう参道の桜は、満開。参道の両側の木がせり出し、桜のアーチをつくっています。日差しの方向によって、午前中は鳥居から社殿に向かう方向=写真1枚目=が、午後からは社殿から鳥居に向かう方向=写真2枚目=が、きれいに見えます。


TripEat北海道編集部が開花状況の目安にしてきた独自の「標本木」は、この周辺の木と比べて明らかに遅れを取っていましたが、5月1日にはようやくたくさんの花が咲いていました=写真1枚目=。
鳥居から社殿に向かう途中、参道にほど近いところでエゾリスを見つけました=写真2枚目=。地面を走って、枝から石灯籠に飛び乗り、姿を消してしまいました。さて、どこにいるか分かりますか。
C:北海道神宮 裏参道口

裏参道口のエゾヤマザクラは満開を過ぎ、散り始めています。前日4月30日には全体がピンクに覆われていましたが、この日は若芽の色が混ざり、葉桜になっていました。1日でこんなに状況が変わるんだと驚くほどの変化です。5月1日夜は強風の予報もあり、散ってしまうのではと心配です。
D:番外編


TripEta北海道が4月22日(火)に独自に「開花宣言」を出した木は散り始めています=写真2枚目=。ただ、その周辺は今が盛り=写真1枚目=。日当たりも良く、天気次第ではゴールデンウイーク後半も、この周辺でお花見ができる可能性はあります。なぜかここは、外国人観光客が多く、連日、国際色豊かな言葉が飛び交っています。


北海道神宮の梅林もこの日は、大にぎわい。ほとんどの梅が満開で、見ごろを迎えています。梅林の端の方にある白モクレンは多くの花が開花し、赤モクレンもほころんできました。