「日の出」と「カニ」と「温泉」を求めて向かったオホーツク海沿いの雄武町。2泊3日の旅3部作の第2部は、お待ちかねの「日の出」からスタートです。
静寂の中、朝日に染まるオホーツク海
この日の日の出は午前4時45分。「朝は晴れるかな?」と天気予報を見ながら頑張って起きました。
日の出岬に建つオホーツク温泉「ホテル日の出岬」の6階には、展望室があります。展望室に1人陣取り、半分寝かかったしょぼしょぼとした目で、じっとカメラを構えて見ていると、静寂の中、オホーツク海が徐々に朝日に染まっていきました。
目も頭も冴えてきて「早起きしてよかった」としばらく見とれた後は、部屋に戻って、、、二度寝しました。
「トトロの森」を散歩、日の出岬へ
若干寝過ごして、慌ただしく朝食を食べた後は、ホテルのすぐ下に広がる森を散策しながら日の出岬に向かいます。
ちなみに朝食はこちら。
飲み物はフリードリンク制で種類豊富でした。
ご飯を食べていると、「イクラはお代わりできますので、言ってくださいね」と笑顔が素敵なスタッフのお姉さんに声をかけていただきました。嬉しいサービスです。
話は戻って森の中。
まるで宮崎駿監督の映画「となりのトトロ」の中に出てくるようなすてきな森です。ドングリの木のアーチをくぐり、ゆっくりと下っていきます。
岬にある展望台「ラ・ルーナ」まで、のんびり歩いて片道20分ほど。散歩に最適です。
展望台「ラ・ルーナ」からの雄大な眺望
日の出岬の突端に建つ「お月様」という意味を持つ全面ガラス張りの2階建て展望台です。入場無料で、2階には双眼鏡(無料)もあり、雄大な眺望が楽しめます。
冬には寒さを気にせず眼前に迫る流氷を見ることができます。お手洗いも完備してあります。
周辺には、ハマナスやエゾノシシウド、クサフジなどの野草を観察することができます。夏にはハクセキレイや渡り鳥のノゴマなどの野鳥も訪れるそうです。ハクセキレイは、ホテル周辺でもよく見かけました。部屋の窓のすぐそばまでやってきて、かわいらしい姿を披露してくれました。
雄武の夜を楽しむ
2日目の夜は、雄武町の街に繰り出します。
雄武町の繁華街は、ホテルから車で20分ほどかかります。
黄色い壁の居酒屋「なごみ家はる」
「なごみ家はる」は地元で人気の居酒屋です。看板は出ていませんが、黄色い建物が目印です。
ご主人の藤原晴貴さんが時々の旬の食材を使って料理を振る舞ってくれます。雄武町近郊の魚、野菜は東神楽町の農家から仕入れているそうです。
この日は、オススメの「おまかせコース」(要予約)をいただきました。どの料理も美味しく、この店を訪れるために、また雄武町に来たいと思うほどでした。
スナックの街
せっかくなのでもう1軒、立ち寄ってみました。
実は、雄武町はかつて、人口千人当たりのスナック軒数が道内で3番目に多く、「スナックの街」として知られていたんです。
この日は、スナック「酔人(すいーと)」で、素敵なママに相手をしてもらいながら、しばしディープな夜のかけらを味わわせていただきました。
3回にわたってお伝えする「オホーツク雄武町へ 2泊3日の旅」の最終回、第3部は<廃線跡&お土産>編です。
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※情報は記事公開当時のものです
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