
【深川】市などが出資する農業法人「深川未来ファーム」は、深川産豚肉「ふかがわポーク」の新商品「ロールベーコン」と「トンテキ」、「くちどけベーコンぶたのはね」の3種類を発売した。製造する市農畜産物処理加工施設の岸本真吾施設長(45)は「変わり種、インパクトのある商品を考えた。これを機にふかがわポークのファンになってほしい」と期待する。
新商品の「くちどけベーコンぶたのはね」(50グラム、680円)は、「羽のように軽い」イメージで厚さを0・5ミリ以下と薄くスライスした。おつまみとしても、熱々のご飯にのせて食べるのもおすすめという。
豚バラ肉を使ったロールベーコン(200グラム、1000円)は厚さ1センチ。従来のベーコンよりも厚みを増し、食べ応えを重視。ふかがわポークは地元産の米粉やリンゴかすを混ぜた飼料を与えており、さっぱりした脂が特徴。塩を減らし、やさしい味に仕上げており、ステーキで味わってほしいという。
トンテキ(200グラム、860円)は豚丼や生姜焼き、ローストポーク丼に続く冷凍精肉商品の第4弾。岸本施設長は「肩ロースを使った肉で、脂身も赤身も含むので味わい深い。タレはニンニクやバター、タマネギ、リンゴ酢などを使いまろやかに仕上げた」と説明する。
3種類とも道の駅「ライスランドふかがわ」で販売するほか、インターネットでも取り扱う。問い合わせは同施設、電話0164・34・8318へ。(右川英徳)
(北海道新聞2025年4月28日掲載)