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2025.06.29

From北海道新聞

介護士 休日は燻製店店主*登別・大楽さん 趣味から発展*週1~3回*「地元盛り上げたい」

北海道新聞記事
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人気の燻製サンド3種と店主の大楽敏生さん

 【登別】登別市幌別町3の道道沿いに、燻製(くんせい)専門店「smo kan ya(スモ カン ヤ)」がオープンした。大楽敏生(たいらくとしき)さん(46)が市内の老人ホームで介護士として勤務する傍ら、職場の理解を得て、休日を利用して営業する。趣味から始めた燻製を副業とする夢をかなえた。チキンやサバのサンドが人気で、イベント出店などで地元を盛り上げたいという。

 6年ほど前に燻製機を購入。素材に適したチップやいぶし時間を試行錯誤するうちに燻製の奥深さにはまった。いつしか「おいしい燻製を多くの人に食べてもらいたい」と思うようになり、2年ほど前から本格的に構想を描き始めた。

 店を持ちたい―。そう考えたが、家族もおり、介護士を辞めての開業には踏み出せなかった。そこで職場に相談したところ、意外にも「頑張って」と背中を押され、兼業を決意した。

 介護士の仕事は夜勤もあり不規則。合間を見ては燻製や下準備をこなす日々で、開業前は寝不足が続いたが「好きなことをやるために頑張るのはつらくない。今後は地元でとれる海産物なども素材にし、地域を盛り上げる店になりたい」と意欲を燃やす。

ガレージ内にキッチンカーを設置し販売している

 店は自宅横のガレージにキッチンカーを設置し、4月初めにオープン。週1~3回の休日に営業している。

 人気メニューはいぶした食材を挟んだ「自家製ベーコンサンド」「自家製チキンサンド」「自家製サバサンド」(いずれも750円)。各食材に合わせてソースや野菜を変える。

 サンドに使用するパンは、市内の人気パン店「ブーランジェリー ココロ」から道産小麦「ゆめちから」を使用した特注品を取り寄せる。「外はパリッと中はフワッとした食感」(大楽さん)で素材を引き立てる。

 「燻製手羽先」「燻製たまご」などの総菜類もあり、期間限定品を含めて7種類ほど販売している。飲み物も提供する。

 営業時間は午前11時~午後3時半。不定休。営業日や問い合わせは同店の公式インスタグラムから。(伊藤空那)

(北海道新聞2025年5月27日掲載)

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