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2022.09.30

ニセコは冬だけじゃない!北海道の〝世界的リゾート〟の秋を満喫するおすすめ旅㊤

Tripeat編集部
Tripeat編集部
「蝦夷富士」と称される羊蹄山の雄大な姿
〝蝦夷富士〟羊蹄山の雄大な姿を望む

 上質なパウダースノーが降り積もる北海道のほぼ中央に位置するニセコは、冬のスキーリゾートとして世界的に有名ですが、冬だけじゃなく、どの季節も鮮やかな景色が広がり、多くの人を魅了するエリアです。

多くの高級別荘が立ち並ぶ山麓
多くの高級別荘が立ち並ぶ山麓

 富士山をほうふつとさせる姿から〝蝦夷(えぞ)富士〟とも呼ばれる羊蹄山を眺めながら、ニセコ山麓の恵みに舌鼓。国際色豊かなグルメや景観、地元の人との交流など、まるで異国にいるようなリゾート気分が味わえるのがニセコエリアの醍醐味です。
 澄み切った空と爽やかな風に誘われて秋のニセコに出かけてみました。

おそばと一緒に旬の味を楽しむ @手打蕎麦いちむら

赤と黒を基調にしたしゃれた外観の「手打蕎麦いちむら」
手打蕎麦いちむら。赤と黒を基調にしたしゃれた外観

 ニセコと聞くと外国人が多くて、どちらかというと洋食のイメージが強いかもしれませんが、周辺には気軽に入れるおいしいそばやうどんの店がいくつもあります。その中から今回は「手打蕎麦いちむら」さんにお邪魔しました。

リースが飾られた店舗外壁
店舗の壁にはリースが飾られています

 一見そば屋には見えない赤と黒を基調とした木造のしゃれた外観。木々を眺めながら自然を楽しめるテラス席もあり、ニセコエリアの四季が感じられるおそば屋さんです。観光シーズンは行列ができることも多い人気店です。

 ニセコ連峰の水を用途によって使い分け、蘭越産などの玄そばを毎朝石臼で挽き、手打ちで仕上げたそばを提供しています。そば粉8割、つなぎ2割の細切りの二八そばが基本のそばですが、数量限定でそば粉10割の田舎そばも追加料金(プラス150円)で楽しめます。

店の壁に貼られている手書きのお品書き
店の壁には手書きのお品書き
いちむらのメニュー表
こちらがメニュー表

 今回は、十割の梅おろしせいろ(900円)と基本の二八せいろ(750円)を大盛り(プラス250円)で。サクサクに揚げられた地元産のとうきびの天ぷら(800円)ときのこおろし(500円)もオーダーしました。

十割そばで提供された梅おろしせいろ。
梅おろしせいろ。十割そばで
サクサクに揚げられた「トウキビの天ぷら」
サクサクに揚げられた「トウキビの天ぷら」

 香りも強く味わい深い十割そばに、喉ごしの良いせいろに加え、併せて注文したてんぷらも格別。おそばと「ニセコエリアの旬の味覚」が一緒に楽しめるおすすめのお店です。

手打蕎麦いちむら
住所:倶知安町字ニセコひらふ4条1丁目1-15
営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第終了)
定休日:年中無休(年始1月1~3日休業)
電話:0136・23・0603
駐車場:有
ホームページ:http://www.niseko-ichimura.jp/
※情報は記事公開当時のものです

ニセコと世界の多彩な味が店頭に @レストラン&デリ ヴィラ ルピシア

「ヴィラ ルピシア」のブティックとテラス席
「ヴィラ ルピシア」のブティック。購入した品をテラス席で味わえる

 世界のお茶専門店ルピシアがプロデュースするニセコ「ヴィラ ルピシア」は、レストラン、やスイーツショップなどを揃えた複合施設。その中の「ブティック」に足を運んでみました。

「ヴィラ ルピシア」の店頭に並ぶ焼きたてのパン
店頭には毎日焼きたてのパンが並ぶ

 ブティックと聞くと洋服屋さんをイメージしますが、こちらでは洋風総菜デリ&ベーカリーを販売するお店として「ブティック」(フランス語で「小さな店」)と称しています。店頭にはルピシアが扱う世界のお茶や、毎日焼きたての自家製パンのほか、オリーブオイルやビネガーといった世界の食材が揃います。

フランス直輸入のチーズが並ぶ売り場
フランス直輸入のチーズが並ぶ
「羊蹄山麓ビール」が並ぶ冷蔵ケース
「羊蹄山麓ビール」がずらり

 さらに、ルピシアのパリ店スタッフが厳選しフランスから直輸入したチーズ、自家製ジェラード、ルピシアが製造するニセコの地ビール「羊蹄山麓ビール」まで扱っていて、このお店だけでもニセコと世界のフルコースが楽しめます。

ガラスケースに並べられた様々な総菜
ガラスケースを彩る総菜
好みの商品を手にレジに並ぶお客さんたち
好みの商品を手にレジに並ぶお客さん

 店内のガラスケースには、サラダやラザニア、キッシュ、自家製のピクルスなどの総菜や、日替わりの洋風弁当などが並びます。メニューは仕入れや時期により異なるそうで、足を運ぶたびに新しい料理と出会えるかもしれません。

レストラン&デリ ヴィラ ルピシア
住所:倶知安町字樺山58-5
営業時間:ブティック10:00 – 16:00/レストラン11:30 – 15:00(L.O 14:30) 17:00 – 22:00(L.O 21:00)※季節により変わるため要確認
定休日:火曜 ※季節により変更あり。要確認
駐車場:有
ホームページ:https://villa.lupicia.co.jp/ja/
※情報は記事公開当時のものです
北海道・ニセコを楽しむ!おすすめスポット5選~〝地域の達人〟が教える「とっておき」~地域FM発⑩

優美な客室と温泉でゆったりと @ホテルコンドミニアム「雪ニセコ」

ホテルコンドミニアム「雪ニセコ」の外観

 ニセコは、日本に3件しかないパークハイアットや世界に5件しかないリッツの最上級ブランドのリッツ・カールトン・リザーブなど世界的な高級ホテルが進出している注目のエリア。しかも、こうした世界水準のリゾートステイがウインターシーズン以外は比較的お手頃な料金で楽しめます。

 今回は、ニセコひらふにある、シンガポールの高級レジデンス開発会社SC Global社がニセコエリアで初めて手掛けるホテルコンドミニアム「雪ニセコ」を紹介します。

暖炉が置かれている「雪ニセコ」のロビー
「雪ニセコ」のロビー。中央には暖炉

 ホテルの正面に面して羊蹄山を望む「雪ニセコ」はこの8月にプレオープンし、12月にグランドオープンする最新ホテル。全190室の客室は、高級感の中にくつろぎを感じるしつらえ、ワンランク上の食事を満喫できるラインナップ豊富なレストラン、露天風呂やサウナを備えたひらふエリア最大級のスパ施設に、ジムやヨガスタジオまで完備され、施設の充実ぶりが魅力です。

 客室は一番小さな「スタジオ」でも40㎡以上あり、2人なら十分な大きさ。この「スタジオ」をはじめ、ホテルでは、最も広い4ベッドルームの「ヨウテイスイート」(258㎡)まで様々なタイプの客室が用意されています。木や石など自然の素材をふんだんに使用した優美な和の意匠が取り入れられ、訪れたゲストをもてなしてくれます。

客室「スタジオ」の室内
客室「スタジオ」の室内。和の意匠が取り入れられています

 ニセコは温泉の宝庫。「雪ニセコ」も例外ではありません。とろりとしたぬるめのお湯、優しい木の香りに包まれたサウナ、冷えた水風呂が楽しめ、スパ好きにはたまりません。

趣のある雪ニセコの温泉

 チェックインと同時にひと風呂浴び、ルピシアで購入したデリ、道産ワインと羊蹄山麓ビールでまずは乾杯です。

客室で楽しんだ料理やお酒
グラスに注がれた羊蹄山麓ビール

 客室はコンドミニアムタイプなのでグラスや食器、ナイフやフォークのカラトリーから調理器具まで揃っており、客室でも気軽にレストラン気分が味わえます。

 「雪ニセコ」は、レストランやバーも充実しており、ミシュランの星付きの系列店もあります。フレンチ&レストラン「méli mélo -Yuki No Koe-」、ラーメン店「AFURI」、ラウンジバー「Park90」がすでに営業。冬には「天ぷらのあら木」、「蟹鮨 加藤 INORI」がオープンする予定だそうです。

夜になり暖炉に火が入ったホテルのロビー
夜になるとロビーの暖炉には火が入り、幻想的に

 夜になると、ホテルのロビーにある暖炉には火が入り、外観もライトアップ。昼間とは少し趣の異なる幻想的な雰囲気を演出します。都心のホテルでは味わえない非日常感をお楽しみください。

ライトアップされたホテルの外観
ライトアップされたホテル
ホテルコンドミニアム「雪ニセコ」
住所:俱知安町ニセコひらふ1条2丁目6₋9
電話:0136・55・5130
駐車場:有
ホームページ:https://setsuniseko.com/ja
※情報は記事公開当時のものです

♦後編につづく

ニセコは冬だけじゃない 世界的リゾートをまるごと満喫! 秋のおすすめ旅㊦
Tripeat編集部
Tripeat編集部

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