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2025.09.20

さっぽろオータムフェストだけじゃない!「ピコレ2025秋のワインとグルメフェア」開幕 北海道の秋の味覚を楽しむ〝穴場〟 全天候型テントで荒天でも安心

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

テレビ塔下のピコレ2025秋のワインとグルメフェアの会場

 北海道産の食材を使ったグルメやワインを提供する「ピコレ2025秋のワインとグルメフェア」が9月20日(土)、さっぽろテレビ塔下(札幌市中央区大通西1)で始まり、TripEat北海道編集部スタッフと行ってみました。過去最大の9店が出店し、秋の味覚やドリンクを提供しています。10月5日(日)までの午前11時半から午後8時半まで(ラストオーダー8時半)。

全天候型テントで、多少の荒天でも安心

 ピコレは実行委主催で、春と秋にテレビ塔下で開かれており、今秋は9店が出店。このうち、5店が初出店です。この日は最高気温が20度ほどで、昼間は雨もなく、過ごしやすい天気。2025さっぽろオータムフェストが開かれている大通公園4丁目から11丁目は大混雑していますが、ピコレは会場は全天候型テントで、多少の風や雨もしのぐことができ、席がないということも、まずありません。フードもドリンクも充実していて、のんびり楽しむにはいい場所です。

今日の乾杯ビールと選んだフード

 さて、まずは、ビール。〝北海道民の飲用水〟とも呼ばれる?サッポロクラシックと初出店の「B.B-BROTHER」にあったアサヒスーパードライのキンキンタンブラーで乾杯です。

スパイシーなおいしさのタコミートメキシカンピザ

 フードは、まず、ピザをメインに提供していた初出店の「NUTS CAFE Nights」で、「タコミートメキシカンピザ」(1580円)をオーダー。クリスピーな生地の上に、チリパウダーのきいたタコミートとハラペーニョスライスがのせられたピザで、スパイシーな味わい。さわやかな辛みがビールにぴったりです。生地はパリパリの極薄で、見た目より軽く、スナック感覚で食べられます。ピザは「マルゲリータ」(1280円)や「サラミ」(1380円)、「スピナッチ&ベーコン」(1480円)など6種類をそろえ、ほかにステーキやグラタンなどもありました。

レモンの香りがさわやかなセセリのネギ塩レモンハーブソテー

 こちらも初出店の「Farmars Chicken」は、山鼻に本店のあるロティサリーチキンのお店。ロティサリーチキンもありますが、「砂肝と舞茸のバター醤油焼き」(800円)や「チキンとハラペーニョのスパイシーソテー」(同)など、屋外の飲食イベントにしては、手の込んだ一品料理もあります。その中から「セセリのネギ塩レモンハーブソテー」(1000円)をお願いします。ネギのぶつ切りと鶏のセセリをハーブで香りよく炒めてあり、レモンの酸味がさわやかです。

温野菜のバーニャカウダー。おすすめは、カキだそうです!

 札幌・すすきののダイニングバー「B.B-BROTHER」からは「温野菜のバーニャカウダー」(890円)を調達。イベントでこんなに彩り豊かな野菜たっぷりのメニューを置いているのは、なかなかないかもしれません。レンコンとブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、パプリカ、カボチャにマヨネーズベースのソースが付いています。野菜はスチームされ、ホクホクしたカボチャやシャリシャリのレンコンなどそれぞれの食感を楽しむことができます。一番のおすすめは「仙鳳趾牡蠣 十勝和牛ローストビーフのせ」(1個800円から)だそうですが、今回はヘルシーさを優先してしまいました。

ワイン3種飲み比べで選んだ北海道産の白ワイン
チーズとオリーブのマリネをつまみに乾杯!

 ビールを飲み干したところで、次はワインを。すすきのに店を構える「ビストロfun」には、北海道産のワインを含む10銘柄ほどの中から3種類を選べる飲み比べセット(70ミリずつ、2200円)がありました。せっかくなので、北海道ワイン(小樽市)の鶴沼ヴィンヤード産ブドウ100%の「Blanc2015」とドメーヌ・レゾン(中富良野町)の「バローンフラン」、TAKIZAWA WINERY(三笠市)の「ケルナー2023」と、北海道産の白3種類を選んでみました。

 おつまみには、「チーズとオリーブのマリネ」(600円)を。グリーンとブラックのオリーブ、一口大のチーズが盛り込まれ、ワインにはぴったりです。ほかに、このお店では、「ムール貝の白ワイン蒸し」(800円)や「スモークチキン」(500円)などのオードブル、「ボロネーゼ」(1200円)や「カニトマトパスタ」(同)など、イタリアンやフレンチを提供していました。

初出店のTASTY TRUCK VIVI
フィッシュアンドチップスがメインのラストラーダ

 このほか、フライドポテトやから揚げなど揚げ物を中心に提供する「TASTY TRUCK VIVI」も初出店。さっぽろテレビ塔3階のフレンチレストラン「THE GARDEN SAPPORO HOKKAIDO GRILL」が運営、ラムチョップなどを羊肉料理が充実している「ひつじにわいん」、フィッシュアンドチップスとワインやウイスキーを提供する「ラストラーダ」、北海道の海の幸、山の幸のおつまみがそろう「北のハマナス」とトンネル熟成ワインなどを扱う「北海道日高ブランド」の合同店舗が出店しています。

 ピコレ2025 秋のワインとグルメフェアは10月5日(日)までの午前11時半から午後8時半まで(ラストオーダー8時)。

小川郁子編集長
小川郁子編集長

 苫小牧生まれ、札幌育ち。ビール、ワイン、日本酒、お酒全般、控えめにいって好きです。食べ物の好き嫌いもほとんどありませんが、ウナギやハモ、アナゴなどニョロっとしたものは苦手です。1996年に北海道新聞入社後は、道内各地や東京で1次産業や政治、行政などを担当しました。2023年5月からTripEat北海道編集長。

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