
【音威子府】JR音威子府駅構内で9月下旬までの3カ月間、週末限定で営業している「駅そば音威子府」が、12月まで延長することになった。黒い音威子府そばを求め、7月の開店以来、7千食を売り上げる人気ぶりだ。9月21日に一度閉店した後、10月に再開する。
2021年に閉店したそば店跡に、駅前でゲストハウスと食堂を営む竹本修さん(66)が開店。村が駅舎を使って活性化を図るチャレンジショップ制度で営業している。竹本さんが継続を望んでいることに加え、他の利用希望者がいないため、さらに3カ月延長することになった。
19日も行列ができ、駅構内は道内外から来た観光客でにぎわう。
営業再開日や10月以降の営業日は未定。キノコなどの旬の食材を使った新メニューを考えているという。竹本さんは「たくさん来てくれてうれしい。もっとおいしいそばを作って、村の魅力発信につなげたい」と気持ちを新たにしている。(丸橋芽久)
(北海道新聞2025年9月20日掲載)