
【北広島】エスコンフィールド北海道内のクラフトビール醸造レストラン「そらとしば」の製品が、昨年11月18日まで大阪市で開かれた国際品評会「インターナショナル・ビアカップ2025」(日本地ビール協会主催)の「Keg(樽)部門」で、最高賞の金賞を獲得した。ビールには北海道ボールパークFビレッジ(BP)で育てたバジルを使用しており、同店の担当者は「球場内で醸造したビールが国際的に評価され大変光栄」と話している。
同品評会は世界5大ビール審査会の一つとして位置づけられる。協会によるとオーストラリア、ベルギー、ブラジルなど世界各国の385事業者が、計1562種類を出品した。このうち、同部門で金賞を受賞したのは41種類。
そらとしばの金賞受賞製品は「そらとしばシーズナル14 サマーバジルゴーゼ」。長野県の企業が球場内で運営する醸造所「そらとしばbyよなよなエール」で作り、7月下旬から11月中旬にかけて販売した。BP内の農業学習施設「クボタ・アグリ・フロント」で栽培したバジルと、宗谷海峡の海水を用いた「宗谷の塩」を原材料に使用している。適度な酸味と塩味やバジルの爽やかな香りが人気を集め、販売期間を当初の予定から2カ月延ばした。
一方、そらとしばの看板商品「そらとしば Play Ball! Ale」は同部門で銅賞を受賞した。受賞は3年連続で、2023年に金賞、24年に銅賞を受賞している。原材料の一部に上川管内上富良野町産のホップを使用しており、爽やかな香りが特長だ。現在も販売中。
サマーバジルゴーゼは現在販売しておらず、再販の予定も無いが、醸造を担当した、そらとしばの三田昂平さん(29)は「今後も球場内でユニークさとおいしさを両立させたビールを開発していきたい」と話している。(藤山洸一郎)
(北海道新聞2025年12月13日掲載)


