旭川市民がオススメ！美味しい手作り料理と雰囲気が魅力のカフェ３選

　店内に入ると別世界のような空間が広がっている。そんな素敵なカフェで、美味しい手作り料理を楽しみませんか？　旭川市民がオススメする料理と雰囲気が魅力のカフェ３選をご紹介します。

田んぼの中のＣａｆｅヒノデ商店

　旭川市中心部から車で20分ほど。ドライブするにはちょうどよい距離にある、のどかな田園風景に囲まれた一軒家カフェです。店内の随所に雑貨が並んでいて、眺めているだけで楽しい気分になります。また、アンティークな椅子やテーブルがほどよい間隔で配置されていて、どの席も居心地が良く非日常へと心を運んでくれます。

　一番のおすすめは「ひのでごはん」（1,100円）。主菜にサラダ、雑穀米、スープ、小鉢3種にドリンクが付いた平日の数量限定ランチメニューです。日替わりになっているので、どんなお料理が出るかは当日のお楽しみ。温かなほっとするお料理で、女性だけでなく、男性にも人気のメニューです。

　このほか、「アボカドとモッツァレラチーズのハンバーグ」（サラダ、ご飯付　1,300円）や、「野菜たっぷりカレー」（1,200円）も人気です。スイーツもおすすめで、「ピスタチオパンケーキ」（1,350円）はお店の一押しです。

　「田んぼに囲まれた静かな環境の中で、ゆっくりくつろいでください」とオーナーの鎌田さん。なるべく地元の食材を使い、隅々まで手作りしている料理に、温かいおもてなしの気持ちが感じられます。

ＣＡＦＥ　ｉｔｓｕｋａ（カフェ　イツカ）

　旭川市永山エリアの住宅街にあります。イエローとブルーの可愛らしい外観で、扉を開ける前からワクワクします。
　手作業でリノベーションしたという木のぬくもりを感じる店内もとってもおしゃれ。一角には、ハンドメイドのピアスやイヤリングなどのアクセサリーも並んでいます。

　おすすめは「ベリーバルサミコソースのハンバーグ」（1,200円）。数種のベリーを煮詰めた自家製ミックスベリーにバルサミコ酢を加え、隠し味にしょうゆを入れたオリジナルソースで、ハンバーグとの相性もばっちりです。サラダ、ピクルス、ご飯、お総菜付きです。

　この他「スパイスナッツカレー」（1,100円）や、「レモンペッパーとマスタードクリームのパスタ」（1,100円）などもおすすめです。

　デザートも人気で、多くの人が注文するのが、午後２時から提供する「キャラメルとバナナの全粒粉パンケーキ」（1,000円）。また、「きなこわらびミルク」（600円）などドリンクメニューも豊富なので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。一部メニューはテイクアウトも可能です。
　店名には、オーナーの熊谷さんが独立前に抱いていた「『いつか』自分のカフェを持ちたい」という思いが込められています。夢が叶った自分のカフェで、今日も丁寧に手作りした美味しいお料理を提供してくれています。

Ｋｉｔｃｈｅｎ　ＫＯＯ（キッチンクー）

　オレンジ色の扉を開けると、隠れ家のような手作り感があふれる空間が広がります。２０１９年に閉店した旭川市西神楽の伝説的バイクカフェ「タイムトンネル」のオーナーだった故・浦洋一さんの人気メニューを、共に店を支えてきた妻の久美さんが料理担当として受け継ぎ、提供しています。

　看板メニューは、タムトンネルで一番人気だった「スペシャルドリア」（1,100円）。器からこぼれそうなソースの中に、牛、豚、鶏肉の３種をミックスした大きなハンバーグをのせ、オーブンで焼き上げた熱々のメニューです。デミグラスソースとハヤシソースを合わせたソースは、ハンバーグやご飯と相性が良く、ボリューム満点。女性客にも人気です。
　甘さと辛さが調和したカレーメニューもイチ押し。「ＫＯＯカレー」（800円、ハンバーグトッピングはプラス200円）や、「カレードリアＴ・Ｔ」（1,100円）など、ボリュームのあるメニューが並びます。いずれもプラス200円でサラダとスープをセットにすることが可能です。

　バイクに乗ってお店に訪れるタイムトンネル時代からの常連さんも多く、久美さんは「皆さんに愛されてきた味を、しっかり守ってお届けしています」と語ってくれました。味はもちろん、久美さんの人柄も「Ｋｉｔｃｈｅｎ　ＫＯＯ」が愛されている理由の一つだと感じました。タイムトンネルを知らない方も、久美さんの心を込めた料理を味わいにぜひ足を運んでみてください。